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「小次郎つばめ返し」

まだご入り用の方は格安で印刷いたします

まあね、だれでも計算違いとか目論見が外れたって事はありますよ。
でもね、いくらなんでも「年賀ハガキ4,500枚余り」って事はないでしょう!
なんすか4,500枚って!うちは簡易局か!
なぜ今年大量の在庫を抱えることになったのかというと、
郵便局の民営化で年賀ハガキ販売数ノルマを負うことになった局員さん達が、
郵便配達のついでに・・・という機動力をいかし、
「知り合いの知り合いは皆知り合いだ」戦法で近隣地区をくまなく売って歩かれたからなのであります。
すなわち、車などを持たないお年寄りが今まで年賀状見本チラシを見ながら、
「何番の絵で何枚刷ってください。年賀ハガキは印刷所の立替で。」
と電話一本で済んでいたところ、
「何番の絵を何枚刷ってください。年賀ハガキは家にあるので取りに来て。」
と、こうなったのであります。
前年の枚数を見越して購入していた年賀ハガキの在庫は一向に減らないし、
例え数枚でもご自宅まで年賀ハガキを一度取りにいかないといけないという二重苦で利が減った上、
在庫は1枚5円で官製ハガキと交換するため、5円×4,500枚=22,500円の出費となったのであります。
販売期間が長くなったため郵便局の方にも大量に余っていると聞きます。
年賀ハガキの古紙と新しい紙の割合が問題になった今年度、
この余った年賀ハガキをリサイクルして、今年末に販売される年賀ハガキにはきっと、
古紙率が規定通りの高さで作られることでしょう。