結婚式じゃあるまいし、こんなに引き出物はいらん！

今日は先日葬式を手伝ったご近所さんの４９日法要でした。
近頃は田舎でもあまり無いと思うんですが、
ここら辺では４９日法要とか一周忌などの法事にご近所を招待する風習があります。
『生前は大変お世話になりました　且つ　葬儀ではご苦労をお掛けしました会』で
葬儀を出したご家族がお礼にご近所さんを呼んで料理やお酒を振る舞うというものなんですが、
『招待を受けてノコノコと来づらいだろうから表面上“お手伝いしましょう”の名目で…』
と言うよく分からない理由により、私たち婦人部は結局お手伝いすることとなるのであります。
呼ばれても手ぶらで行くワケじゃなく、結婚式のように包んで持っていくのですがこれも数万円単位。
なのに最近ではご近所が呼ばれる意味を知らない若い世代のホストが当然のように席に着き、
接待される側の私たちが親戚の方々に忙しくビールを注いで回るという珍現象が起きており、
「座ってんじゃねーよ！オメーらが注いで回らんかい！バカタリ！」
と顔はニコニコ、心で毒づきながら奉仕するのであります。
そして帰宅後、いつものように旦那と
「私たちの時は迷惑が掛からないように法事には呼ばないようにしようね。」
と、本家なのに７０年も葬式を出していない我が家は、
いつになるか分からない未来のことを話し合うのであります。