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「小次郎つばめ返し」

忘れた母さんが一番悪いと娘に叱られました

涙を浮かべた看護士さん達に見送られ、感動的な退院を果たしたその日、
『印鑑をお忘れなので、また検診の時にお寄り下さい。』と連絡があり、
カッチョワリィ〜と頭を抱えたワタクシですが、
先日の検診の時、恥を忍んで元病棟に行ってまいりました。
懐かしい顔に元気そうですねえと歓迎を受けた後、
「あのぅ印鑑を・・・」と切り出すと、相手はハッ!とした表情になり、
バタバタと引き出しを開けたり閉めたり、
2人の看護士さんは3人から4人、廊下を歩く看護士さんを巻き込んで
ナースステーション中、大捜索が始まってしまいました。
三文印なのに申し訳ないです・・・。
しかし印鑑は見つからず、お互いに「すみませんすみません」と言い合いながら
本来の目的を果たせずに帰宅しました。
なんか私の人生無駄ばかり・・・。
後日郵送ですぐに印鑑と一筆が送られてきました。
『実は検診の時、フジノ先生が直接お渡ししようと持っておられたようです。
 (結局忘れたんですけど・・・)』
フジノー、おまえかー!!
『すごい結末に全員で大笑いしました。』
そこは笑うところかー!?とツッコミつつ、
これで本当にもうあの病院へ行くこともなくなったんだと寂しく思うのでありました。