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「小次郎つばめ返し」

他人の血が入っても物忘れはするねと主任が言いました

退院して2週間後の昨日、定期検診へ行ってきました。
診察室へ入るとドクターが私をチラリと見て「今日は顔色が普通ですね。」と仰られました。
2週間前に診察室へヨタヨタと入った時は、顔を見ただけで症状も聞かず
「これはイケナイ!すぐに入院して輸血しましょう!」
と、言ってたので余程見苦しい顔色だったのでしょう。


「だってヘモグロビンが6だったんですよ。驚きました。」
「普通どれくらいなんですか?」と訪ねると「12」とのお答え。
「やぱり6だと少ないんでしょうねえ。」
と他人事のように聞いたのがカチンときたのか、
「半分ですよ!血が半分失われてたんですよ!普通もう動けないんです!」
と、大きな声で再び仰られました。
実はその前夜、歩くどころか指先を少し動かすだけで動悸が激しくなり、
大量に出血していながら、何故こんなにしんどいのか見当がつかなかった勘の鈍いワタクシは、
『そうか!血圧が低いのかもしれない。』
と、計ってみました。最高血圧が80台で下の血圧が20台.
それでも『家庭用の血圧計だからなぁ。正確には出ないな。』
と、いったのんびり具合。どうも痛みやしんどさには鈍感のようです。
ドクター曰く『蝋人形のようだった』というあの時に、何故写真を撮っておかなかったのか、
悔やまれてなりません。←こんな事ばかり言うのでドクターに嫌がられます