oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

修理に出すときはカスタマイズしたものを解除すべし!

午前中、修理に出していたケータイを取りに行きました。
ひょっとしたらデータが失われるかもしれないと言うことだったのですが、
お姉さんが待ち受けHAZARDのシンを指し示しながら
「このとおり、データは失われておりません。」
と、言われたときは恥ずかしさで店から飛び出してしまいたかったです。
ただケータイを修理に出す・・・というだけで様々な手順を踏まないといけないんですねえ。
まず窓口でフルネームを言わされるわけです。
で、何度も「番号に間違いはありませんか?」と尋ねられる。
反対に3回目くらいには、その番号でいいのか自信がなくなってきましたよ。
代替えのケータイで受け取ったメールや画像は当然すべて削除して返しますが、
アレは店のお姉さんが削除しちゃいけないんですねえ。
『全クリア』のボタンを押したら良いだけにしてケータイをこちらへ向け、
「削除して宜しければ、このボタンを押して下さい。」
と、お姉さんが仰りました。
削除したらすべてお前の責任だぞ、後でクレーム言ってもダメだぞという気合いを感じました。
まるで核のボタンを押すかのような緊張感が漂いました。
多分ケータイ業界ではこれまでいろいろな問題に遭遇しながら、
マニュアル化していったんでしょうねえ。
仕方ないこととはいえ、なんとなく人間の尊厳とか大人の品格を疑われているような、
そんな寂しさを感じた一瞬でした。