oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

CDと格闘する

BLACKとWHITEが届いたのは、先日の修羅場真っ最中の職場でありましたが、
トイレに行く時間はなくても、そこにCDが届いていれば開けてみたくなるのがファン心理でございます。
せわしげに段ボールを開け、広告でよくみていたパッケージのCDを取り出すと、
アルミのパッケージはCDの外箱をピタリと包むわけでもなく、妙にユルユルと大きい。
このアルミのビロビロ感と縦長のサイズは
バアちゃんがよくコープで頼む珍味のパッケージにそっくりでございました。
つい、いつもやるようにハサミを使わず「切り口」からビーっと破ってしまい、
見た目の珍味度が増してしまいました。
はっ!ひょっとして「新鮮なうちにお召し上がり下さい」という事だろうか!?
それだったらサランラップの方が面白かったかもしれない。
しかし出てきたのは勿論イカの薫製ではなくCDで安心しましたよ。(アタリマエ)
凝ったランニング風の袋は、すいっちさんのところで知ったのですが、
中の箱と同じオダギリ氏の顔がプレスして模様をつくってあるんですねえ。
これがまた箱に引っかかって出しにくい!
高そうなマット系のパッケージに指の汗が付かないよう慎重に引っ張り出そうとするけど、
これがまた引っかかって出しにくい!の二乗。
格闘する私を見かねたキバコさんが(危険)近寄ってきて、
「ほら、ここから開きませんって書いてあるよ。破るか?」
などと言い出すし、やめてー!とか言いつつようやく開けた次第です。
開けてもすぐに聞かれるワケじゃないので、帰宅する時に聞こう!と楽しみに、
また元へ戻してカバンに入れたのでありました。


その晩「0時に校正を渡すから朝までに直せ」事件が勃発し再び会社へ戻ることに。
会社へ行く車中、心を落ち着けるためにCDを取り出して聞こうとするけど、
この!この!またっ!もうー!パッケージが引っかかって出しにくいんじゃー!!どかーん!!
と、余計イライラとすることになったのであります。
雨の降る暗い夜道を一人で飛ばしながら、ようやく取り出したCDを掛けると
黒の2曲目(たぶん「Gr.For The Film」)がポロン、ポロンと波打つように響き、
私の孤独感をますます募らせるのでありました。