冬はもうちょっと早めに用意しろ、娘

結局何度やっても下糸が団子状に絡まって先へ進めず、
その原因は分かるのに直し方が分からない。
旧式でやけに重たいミシンを車に積んで、
主任の家へ突撃する・・・といった最後の手段に出たのでありました。
夕飯を終えてからの強行作戦は夜８時から９時半までの約１時間半。
主任があっちを調節、こっちを調節、悪戦苦闘して整備してくれる間、
何も手助けできない私は、コーヒーを飲み、アイスを横で頂きながら応援したのでありました。
（何という役立たずな応援）
そんでもって１枚を主任、１枚娘でついに２枚完成することが出来ましたっー！！やたっー！

・・・・・・・・・・・まあ、よく考えればたかが２枚の雑巾を
夜に車を飛ばして他人ちへ行き、１時間半も使って仕上げることもなく、
娘のように１００均で買ってくれば簡単な話ではありますが、
そのあとデザートを食べながらたわいもない話をしたり、腕相撲大会をしたり、
なかなか楽しいひとときでありました。←主任ち大迷惑
夜の１０時すぎ、帰宅すると家の前には夕飯を終えた旦那が一服しておりました。
キレイに出来たと喜ぶ娘に良かったねとニコニコしつつ、
「おねえさん（主任）に大変世話になったんだよ。そういうことをちゃんと覚えておきなさい。」
と、一言付け加えたのでありました。