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「小次郎つばめ返し」

10年目に果たして合格通知はやってくるか

我が家は阪神大震災で1棟も倒れなかったということが売り文句の住宅メーカーが建てたものだ。
このメーカーは坪単価は少し割り高だがメンテナンスがスバラシイ。
家の戸棚の一本のねじや戸の蝶つがいに至るまですべて規格品が用意され、傷めばその都度通販で買えるし、
建てて1年、2年、5年とメーカーから専門員が定期的にメンテナンスにやってくるのだ。
専門員によるメンテナンスも無償期間が過ぎるとあとは有償になるし、
築10年ともなると、生活が落ち着いてきてあれやこれやの不満も日常のこととしてさして気にならなくなるから、
時々ワックスなどを注文するぐらいのつきあいになってきている。


ところが昨日突然、メーカーからハガキが送られてきて、
そこには『10年目の定期診断』と書かれてあったのだ。
な、な、なんですとーーーーーーー!!!
おおおおおおーーーーい!なんとメーカーから専門員がやってくるではないか!
サッシの溝からトイレ、電灯のカバー、寝室の裏までくまなく見られてしまう!!
なんという、有り難迷わ・・・・いや、メーカーのプロとしての徹底振り。
かくして私はこれから検診日までの休日全てを使い、
暮れでもしないような大掃除に勤しまなくてなならなくなったのである。