oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

赤福ごちそうさま!

改札口でソワソワとまつ私。
『あ、あれかな?ずいぶん太ったな。顔つきも全然違うぞ。』
そりゃ全然知らない人だったんだから当たり前でした。
顔が分からないなんて不義理なことをしたらどうしようという心配をよそに、
黒いハーフコートの彼女が現れたとき、すぐに分かりました。
□#▲年振りの(シツコイ)彼女は独身で、そろそろ1人暮らしをして春から専門学校へ行くんだと
まるで「高校卒業の春」みたいなことを言ってましたが、
ひなびた温泉でゆっくり浸かると「コリがとれる〜」とやはり体は実年齢でございました。
「例えばさぁ、好きな人に彼女がいて・・・」
と最近とんと私の周りでは出ない話題に新鮮さを覚え、なんだかくすぐったくなりつつ、
お互い家族のことや今までのことなどいろいろな事情を語り合い、二十歳に戻った一日でございました。
見る物聞くもの全てに感激し、目をキラキラさせる彼女から、
感覚を全部開放していろいろな物を敏感にキャッチし、
それを体中で楽しむ余裕を持つことの大切を思い出させてもらいました。
私のことはどんな風に彼女の目に映ったのか、土産のお礼かたがた聞いてみようかな。