プロのお仕事

ヒミコの感想を書き終え、ようやくシナリオ本とオフィシャルフォトブックの解禁とあいなったワケですが、
改めてじっくり見るフォトブックはスバラシイですねえ。
特に前半にある卑弥呼の立ち姿ショットは緊張感に溢れ、隙がないほど美しい。
もちろんカメラマンの感性と田中泯さんの存在感のお陰ですけど、
これを刷られた印刷工の方の技術に思い切り拍手を送りたいです。
フォトブック全体に言えることですが
ピントが恐ろしく合って見えるのは、おそらく刷りズレが全くなく、
４つの色版（シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック）がピタリと合ってからじゃないでしょうか。
しかも写真の黒が本当に深く、絶妙なインク盛りです。
このマットな紙にこれほど黒を綺麗に再現し、しかもスッキリとみせるのは難しいんですよ。
こういう名前の出ないところで「右近さん」的仕事をされる日本の職人さん、ハラショー！！