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「小次郎つばめ返し」

夏の王様番宣「NHKお好みワイドひろしま」 その2

〜「夏の王様」のVTR。サムズアップする37番の男〜
「ドラマ『夏の王様スペシャル』。今日はそのドラマに出演なさってる俳優のオダギリジョーさんにお越し頂いてます。」
「よろしくお願いします〜。」
テーブルに手を付いて最上級の挨拶をするオダギリ氏。
「まずは名前。カタカナですね。これまたどうして?」
この話題はおそらく何千回と、いや大げさでした何百回と繰り返されたことでしょう。
「これは大変なんですけど、読みやすくということで。」
どこらヘンが大変なんですか!
「・・・??よみやすく・・・・???」
ほら、『大変な』答えを期待した男性アナの顔がポカンとしてますよ。
「ホントにこれしか(理由が)無いんですよ。」
はぁ・・・と気の抜けたアナの声。
「あの〜漢字で「オダギリ」は小さい田んぼの切手の切じゃないですか。
 ジョーは「譲」という字なんですよ。それが「ゆずる」と読まれがちなんですよ。」
ほほー通販を電話で頼むときはこんな風に漢字の説明をするのね。
「・・・・・という困難を乗り越えて・・・・。」
アハハハハと気の抜けた男性、女性両アナの笑い。
このころはまだ世間に認知されてなかったオダギリペースに戸惑っているようです。


「今日はドラマのPRで広島にお越し頂いたんですが。」
「もう広島大好きなんですよ!」
出ました!大好き節!
「(広島に来るのは)夏以来ですねえ。変わってないですねえ。」
アハハと今度は聞き手も即反応。
大ボケ連発にペースを掴みつつあるアナ達。さすが職人!
「昔から結構広島にはいらっしゃったんですか?」
の当然の質問にわずかに目が揺れるオダギリ氏。
「・・・・ぁ、はい!あの〜ほんとに小さいときですけど、小学校の時とかの修学旅行は原爆ドームに。
 家族と一緒に旅行で来たこともあります。」
大好きだと言いつつ小学校以来かい!!
「ご出身は岡山県津山の方ですよね?そちらから広島の方へ結構遊びには来られたりしたんですかね?」
ほらーーーーー大好きだとか適当なこと言うから。
「あの〜ほんとに、まあ、たま〜〜にですけど。広島に行くよりは大阪とかバスでパッと行っちゃった方が早いんで。」
思い切りカメラ目線でニコニコしつつ、
「でも広島大好きです!!」
そんなんで誤魔化せるかーー!!!


広島の印象は?と聞かれ、
「あの〜空気がキレイ・・・・・・・。」
だんだん歯切れが悪くなってきました。
「そぉ〜ですか?津山の方がキレイでしょう?」
津山にやたらこだわるアナ。そんな山奥ですか?津山って。
というか今日は津山から来たんじゃないですもん。
「あっ、津山、盆地ですからねえ。過ごしにくいんですよ。」
空気の話です、空気の!
「東京から飛行機で来るじゃないですか。降りた瞬間から光が違うんですよ。明るい感じがしますねえ。」
「そういって頂けると嬉しいですね。」
ええ、ええ。そういうところでそろそろ勘弁してやってください。
次は肝心のドラマの番宣のようです。歯切れ良くお願いしますよ〜。
果たして役目を無事終えることが出来るのか!?
若干の不安を残しつつ、つづく!