また腰をやっちまいまして

空き缶を取ろうと手を伸ばした瞬間、ピキピキピッキーですよ。（少し違う）
直後は指先まで痺れた足を引きずりながらまるで野村萬斎のように能歩きしか出来ませんでした。
次の日「ギックリをまたやっちゃったよー。」
と情けない声を出す私に
「ギックリ腰ってそんなもんじゃないよー。もう起きれないって。筋違いじゃないの。」
と、キバコさん。
「おおーそうか！じゃあギックリじゃないんだ！良かったー。」
と、何がいいのか後で考えたらよく分かりませんが、とりあえず喜ぶ私に
「でもギックリにしても筋違いにしても若い子はならないよね。」
と憎いほど冷静な主任でありました。