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「小次郎つばめ返し」

[感想]スタジオパークからこんにちは その2

スタジオ内からも大きな拍手で迎えられると、
オダギリ氏、幸運な招待客に向けぺこりと頭を下げながら、上田アナの誘導によってソファーへ導かれました。
こうして3人で並んで歩いているとオダギリ氏の等身バランスの良さが際だって見えます。
緊張するとどことなくギクシャクと油の切れたロボットのように動くオダギリ氏は
「これ、生ですよね?今、放送してるんですか?」
と、のんびりした口調で聞いてはいるものの、ファン限定でその緊張度が伝わってきます。
「今、世界中に電波が飛んでます。」
と誇らしげな上田アナに
「世界中ってことはないでしょうー!えっ、ホントですか?」
などと余裕を見せてるつもりでも「バレバレなオレ」状態です。
「なんか名誉ある番組に・・・モニョモニョ・・・。」
オダギリ氏の頬は画面上からも上気してほんのりピンク色なのが分かります。
あーーかわいい。(←時々私の心の声が漏れます)


「オダギリさんの世代で大河ドラマってどういう存在なんでしょうか?」
軽く体慣らしのあと、NHK的に意味のあるインタビューはここから。
「いやーどうなんですか・・・ボクは今27なんですけど、あまり大河は・・・遠い存在ですよね。」
あの〜〜〜といつもの口調でしばらく考えた後、
「頑張って見なきゃとも思わない・・・・。」
と言い掛けて、
「これ言っちゃっていいんですか?生放送ですからね、もう言っちゃいました!」
相当気を使ったつもりなんでしょう。
まあ、この辺は全然大丈夫でしょう!両アナに余裕を持って受け止められています。
「ちょっと遠い存在ってことで。でも撮影が始まりましたでしょ?現場はどこも同じ?」
番組は主に上田アナによって進められています。
「いや!すごい・・・やっぱNHKはお金があるな・・・と言うイメージ・・・。」
言いながらこれもNG?みたいな顔をして尻つぼみで言葉を濁すオダギリ氏。
お金がNHKに余ってちゃイカンのですよオダギリさん!!!!!
さすがにフォローに困りフッフッフと笑いを漏らす小田切アナと違い
「今日のトークはいろいろ波瀾万丈になりそうです!」
と、上田アナの肝が座ったこと。
「さあ!質問の募集をしましょうか!」
みえみえの話題すり替えで無理矢理水に流しちゃいました。


<第1話より 河原で斬り合い「ひきうけたぁ!」の斎藤さんVTR>
斎藤さん大アップで終わった画面がオダギリ氏に切り替わると
目を細め眉をひそめて見たくないものを無理に見ているような顔をしております。
決まってますねーという上田アナに
「もうダメですね。恥ずかしいです・・・・。」と本当にダメそうな顔で今にも消え入りそうです。
このオダギリ氏が可笑しかったか見えないところでフッフッフと小田切アナの笑い声が。
照れを隠そうと(全然隠れてませんが)
「ナンデスカ?恥ずかしいですか!?」
と壊れたオモチャのように急に顔を上げて、自分で言ったことに自分ツッコミしたものの
「自分で今恥ずかしいと仰ったんじゃないですか。」と上田アナに冷静に返され、
「・・・いや、恥ずかしいですね・・・・・。」
と白い首筋まで真っ赤にし、しゅんとなって素直に認めております。
あーーかわいい。
「殺陣は上手い下手すぐに分かるじゃないですか。動きだったり腰の位置だったり・・・。」
やたら内省するオダギリ氏らしい発言。
用意されたフリップには大河新選組!の相関図。
「この大河ドラマ新選組!はすごく力を入れているからお金があるように感じられたんですね?」
うおーーーーーーー!!!!!すんげーーーーー!そう持っていきますか!
改めてNHKアナウンサーの技量に驚嘆いたしました!
両アナの全ての技術と経験をもって、変化球ばかり投げる難度の高いゲスト「オダギリジョー」の球を受けてくだされ。
つづく〜。