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「小次郎つばめ返し」

[感想]週刊BSデジタルマガジン その5ー3

『がっちり消しまショー!』
「握り拳をあげてなんだか恥ずかしそう叫ぶオダギリジョー」は、ファンから見るとそれはそれで大変おいしい。
しかし、さっきのうさ耳の方がよっぽど恥ずかしいと思うんですけどねえ。
このコーナーは今回のレースに出場する馬を一人一頭ずつ消していって(消去法ですな)、
残った4頭の馬で馬連BOXを買うということらしいです。
当たれば4人で山分け、外れれば入った馬を消してしまった人の責任払いということで6,000円自腹になります。
説明を聞いて「あ、良いですよ。」と即答のオダギリ氏。
あなた、お金ないじゃん!!
「ホンットに取られますよ。」あっさりと承諾したオダギリ氏に念を押す男性アナ。
「ホンットにぼくは500円しか持ってないです。」
ウッと詰まる男性アナに
「大丈夫です!BSくんに借ります(もらいます)から。」
人生そのものがバクチなオダギリ氏。
私はいっそオダギリ氏の人生に賭けてみたいです。全財産つぎ込みそう。
直感と自前のデータで今日ダメそうな馬を順に消していくレギュラー&オダギリ氏。
スマイルトゥモロー!これは大丈夫。だいたい明日を求めすぎ。」
経験もデータもないのに自信満々に消していくオダギリ氏。
最終的に残った馬でグループ買い。結構競馬って仲間で行けば楽しそうですねえ。


次ぎに出演者から視聴者へ「これは買い足しでしょう!」と思われるお得情報を提供。
それぞれフリップを持って説明しています。いや、ホント競馬好きにはいたせり尽くせりの番組ですねえ。
「体が戻ってきてますから」とか「前回のレースで・・・」と根拠ある情報を提供するレギュラーに比べ、
オダギリ氏が選んだ馬は
「気合いを感じた」だの「色が好き」だのホントにどうでもいい情報です。
気合いが入りすぎて興奮している馬のVTRにも
「一緒に歩いている人の頭を噛まない間は大丈夫です。」などと余計なコメントで視聴者を惑わせてます。
ジョッキーのVTRが流れている間、スタジオでは出演者同士がテレビに写らないところで歓談中。
「さっきオダギリさんの馬券を見せてもらったんですけど、我が競馬大王が誇る椋木さんの本命が入ってない!」
「あれっ?入れといた方がいいですか?」
横の椋木さんと仰る解説者に尋ねるオダギリ氏。
「入れといた方がいいですよ!!」
同じ趣味を持つ同志というものはアッと言う間にいろんな垣根を越えてしまうんですねえ。
旧知の仲のようにフレンドリーな椋木さん。
「あ、ちょっと買いに行っていいですか?」
おい!!!いいわけないでしょうーーー!!今本番中ですぞ!!
「い、今?今?」と当然焦るレギュラー陣に
「いいですか?」と尋ねながら既に腰が浮いているオダギリ氏。
「いや、買わないで後悔するよりは・・・」
止められないと悟り、この信じられない事態を無理矢理納得しようとする男性アナ。
「じゃあ、ちょっと。番組やっといて下さい〜。」
風のように去っていったオダギリ氏を見送りながら唖然とするレギュラーの方々。
う、う、う、すんません、すんません。私が謝ったってどうこうなりませんが。
「け、結構マイペースな方ですね。」
この本番中に中座して馬券を買いに行くという放送業界始まって以来の珍事件は
地上波でなかったため世間をお騒がせすることなく
オダギリファンと競馬ファンの記憶の中に留まるのみとなったのであります。
ふぅ〜〜〜〜。
汗かきつつ、つづく!!