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「小次郎つばめ返し」

[感想]週刊BSデジタルマガジン その2ー1

いきなり画面に登場したのは世間一般がイメージする「映画監督」そのままのベタな白いシャツに
黒いベスト、黒いボトムに黒のキャスケット姿のオダギー。
手にメガホンを握り、サングラス、ディレクターズチェアにふんどり返って座り、前後にユラユラと揺らしています。
画面には『監督オダギリジョー』の文字が。本望だねえ。
巨匠オダギリ監督に「お願いします!!」と頭を下げているのは「大女優阿部美穂子」。
なんすかその格好!!30年くらい前の婦人雑誌から抜け出したようなファッション。
ノースリーブのワンピースにブーケや飾りがいっぱい付いたつばの広い帽子にサングラス。
コントでよく見る「女優」姿。
「今日ねーよろしくー。台詞長いから気を付けて。」(女優にどんなアドバイスだっ!!)
「(息を飲み)どうしましょう〜!ちょっとそれは(ポーズを取りながら)不安です〜。」
いちいちポーズをつけて喋る女優に
「あんまり演技しないで。」冷めた目をした監督からさっそく指導が入りましたよ。
あ〜こんな感じで黒沢清監督から指導が入ったのね。


「まず『里美』は〜・・・」
「里美!!私!」
まるで初めて役名を聞いたように(そうですけど)自分を指さすアベミちゃん。
「『里美』は昔の女とか〜?」監督のプライベートに踏み込もうとする女優。
「役名でしょう!(怒)」
静かに怒る監督はそれはそれで非常にコワイ。
これから先は監督の思いつきで設定が決まっていくようです。
「里美は夜道を歩いています。里美は印刷会社から・・・」(設定1:里美は印刷会社勤務)
ええ〜〜〜?私あんな格好で会社行かないです。
というかあんなOLはどんな会社でも見たことないし。
「5時の鐘(!)とともに帰る・・・・。」
夜道はどしたーーーーーーー!?
それとも5時に会社から歩いて帰宅しても夜道になるほど家は遠いんかい!
「そのあと自宅のマンションに辿り着く。そこを今日撮るから。」
「後ろから音がするから。コツコツコツ・・・ストーカー。」(設定2:ストーカーに付けられている)
「3年前の部長との浮気がキッカケで、その部長に最近オフィスでいやらしい視線を感じ始めていた。」
?????3年前に浮気したことがキッカケで?また3年後にいやらしい視線を送ってくる?????
「その部長かもしれない。」
オダギリ監督はしゃべってる間にドンドン辻褄が合わなくなってきてます。
「で、BSちゃん今日部長役ね。」
いきなり話を振られてBSくんポカン〜顔。
『オダギリ監督初作品は番組の後で!』と画面にテロップ。
てっきり『バナナの皮』が初監督かと思ってました。


画面か代わっていつもの定位置につく両司会者。
今回は『フィルム特集』。それで冒頭の小芝居ですか。
「実はボク、映画館には全く見に行かないですね。」というオダギリ氏に
えっっ!!?と驚くアベミちゃん&画面のこっちで私。
だってオダギリ氏の映画好きは相当なものですからねえ。
「もっぱらお家で引きこもりで・・・。」
「じゃ、お家のTVはすごく大きいとか?」
「いや、普通の24型ぐらい・・・・。」
普通じゃないですよ!!今どきでは小さい方です!
「映画の醍醐味が味わえないじゃないですか!」
「映画好きっていうのも本当、口だけかもしれないすよね。」
ふっふっふ、相変わらず小憎たらしい口です事!
これからBSフジを代表する「映画番組」を紹介するということですが
果たしてこのコンビで他番組の魅力を伝えられるのか!?
つづく


え〜イラストアップしました。クウガネタをかすって。