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「小次郎つばめ返し」

家族にそれで外に出てくれるなと懇願された私

あまりの暑さに帰宅するとすぐにジーンズを脱いでスカートになった。
その涼しさに「いいじゃん!いいじゃん!」と超ご機嫌。
普段の私は365日×12年ぐらいジーンズなので久々のスカート感はとても新鮮だ。
しかしトイレに入ると、ズルズルと下がっていくスカート。
膝で食い止めようと腰を落とし大股を開いた世間に見せられないワタクシの格好。
スカートを床に落としていけないと膝に力を入れ、汗まで滲んできた。
『おかしいなあ。スカートってこんなにトイレで苦労したかな?』
・・・・・そこでハタッと気づいた。
『そうだ!スカートは下からめくれば良かったんだった!』
ジーンズ生活の長かった私は、スカートもジーンズと同じくボタンをはずし、
チャックを下げて脱いでいたのだ。
私はなんと用の足し方まで忘れていた!!・・・・・女やめるべ・・・・。


履いたのはデニム生地の膝上フレアー(つまりフレアーミニ)
というかなりワタクシのお年頃では顰蹙をかうスカートだったので
娘に「門外不出」という名誉を授かった。