［感想］オダギリジョー 第２の故郷フレズノへ帰る！その４

「ケイコさん来ますかねえ」
「ケイコさんねえ・・・・・」
友人の名前はケイコさんという女性らしいです。
落ち着かない表情でしきりにタバコをふかすオダギリ氏。さっきからちょっと吸いすぎでっせ。
「車で来ると思うんだけどねえ。」というオダギリ氏の背後から近づく小柄な女性。
気配を感じて振り向いたオダギリ氏とその女性は同時に声をあげ
「あ、あはは！ケイコさん！！」「キャー！ジョー久し振りー！！」
なんのためらいもなくガッチリハグして再会を喜ぶ２人。（ここで思い切り羨ましいと思った人多数）
いやードラマや映画でも見たことない情熱的な抱擁です。
あんな風に抱え込むように抱きしめられたら窒息死・・・・いや嬉しすぎて死んでしまいます。
「どーなのよ！もうー！！」
おそらく何の音沙汰もなかった後輩に（だってお姉さんっぽいんですもん）抗議の声あげるケイコさん。
「えーーーーーケイコさんです。」カメラに向かって紹介するオダギリ氏。
「こんにちはー！」白いコートに鮮やかな赤いマフラーを首に巻き、
黒いパンツでやってきたケイコさんは、ミディアムヘアのきどらない女性です。
サンチュ君とは初対面のよう。
「最後にあったのが９８年くらい。」「うっそー！３年ぶり？」
いやもう一気に一般ピープルな顔に戻るオダギリ氏。
彼のケイコさんに会うもう一つの理由・・・・・それは・・・
「ちょっ、免許チョーダイ！」
？？？！３年間も友人にいつ取りに来るか分からない免許証を預けていたですか！
しかし懐かし話もそこそこにそれはないでしょうー。
カバンをさぐりつつ
「あっ！忘れちゃった！！」口に手をあててしまった顔のケイコさんに
「うそだろ？」一瞬でマジ顔になるオダギリ氏。
「ホント！！」
「うそでしょ？うそだ、だって絶対にそんなおいしい話ねえじゃん！！」
「カバン替えたの、カバン替えたのよー。」
「うっそーホントに！？」
ガック〜〜〜〜〜〜〜ン・・・・・と確かにオダギリ氏から聞こえてきました。
「よし！取りにいこっ！」すぐさま気持ちを切り替えるオダギリ氏に
「うそだよ〜〜〜〜ん！」
往来で漫才ですかっ！オダギリ氏を上手くだましピョンピョン飛び跳ねて喜ぶケイコさん。
「ミステリアスクールな男」をポカーーン顔にさせる女ケイコさん。
スゴイよ！！アンタっ！！

「これがねえオダギリジョーがアメリカで取った免許ですよ。これをケイコさんに預けてましたっ！」威張ることですか。
そう言えばクウガ撮影中に「オダギリ、免許持ってないんよ。」と葛山さんにからかわれてましたねえ。
封筒からスルリと出した免許証には穏やかに微笑むオダギリ氏の証明写真。
「わっかーい！」とか言ってますけど基本的にはあまり変わってないです。
「よーし！これで運転できる！」
「大変だった探すの。どっかいっちゃってさあ。」と愚痴るケイコさんに奢ってあげてください。
「このメルローズで約２時間買い物ができたわけですけど、ボクは非常に楽しみましたね。」
サンチュ君と並んで歩く満足顔のオダギリ氏。
ケイコさんを加え、どことなく緊張しているオダギリ氏の運転で次の目的地チャイニーズシアターへ向かいます。
前半は次で終わる予定です。ちょっと長くなるかも・・・・・・。