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「小次郎つばめ返し」

日経デザイン3月号にて

上記で大変興味深い・・・といいつつ内容に触れないのは
「何が興味深いんじゃい!!」と私なら思うので、さわりだけ・・・。
伊藤園が制する業界勢力図は塗り代わるのか?』
ということで各社緑茶PET飲料を比較してるんですねー。


●「お〜いお茶」(伊藤園)・・・緑茶飲料業界の巨人
この業界トップシェアを誇り、味は渋みの利いたオーソドックスな味わい
●「生茶」(キリンビバレッジ)・・・茶葉にこだわる本格緑茶
トップに対抗する地位にあり甘味を引き出した味
●「伊右衛門」(サントリー)・・・老舗の伝統を強くアピール
爆発的な人気から『伊右衛門ショック』と言われ、生茶の座を大いに揺るがしたため
生茶」リニューアルに大きく影響を与えている。
●「一(はじめ)」(日本コカ・コーラ)・・・茶園農家の素朴なイメージ
●「若武者」(アサヒ飲料)・・・キレ味を重視した男の緑茶
すっきりとした飲みやすさ


上記の3定番ブランドは濃い味なのに対し、この春から売り出された2ブランドは
「すっきりとした味」という共通点があるようです。
というのも緑茶PET飲料のヘビーユーザーは20代〜30代男性であり、
主に「気分をスッキリさせたい時や気分転換したいとき」に飲んでいることが
マーケティングで分かったと言う理由らしいです。
うーーーんそうかあ、で私には若干「薄い」と感じたんですねえ。
私あたりの年代には物足りなくても私の娘(中学生)やキバコさんの息子(20代前半)には
「にがい」と感じるようです。年代によってずいぶん感想が違います。


で、私がどうかなあと最初に感じた「若武者」のラベルデザインは
『鋭いキレ味を表現する弓形のラインが描かれ、グラデーションがドラマチックな印象を放つ。
競合製品のラベルはマットな加工が施されている場合が多いが、メタリック調の光沢があり他商品と趣を異にする。』
確かに並んだ商品の写真を見ると他の商品に比べ色がずいぶん濃く
筆字で書いた「なごみ和」のロゴが多い中、固い楷書に角度をつけたロゴは異質で目立ってるかもしれません。
刀を振り下ろした軌跡のようなロゴはね、面白いと思うんですよ。
それでも何かが弱く感じるのはおそらくロゴ周りの細い黒のラインかなと。
あれだけバックが濃いならラインはいらないんじゃないかなあ。
半年後くらいに「包装向上委員会」というコーナーでアンケートをとって、
緑茶戦争の追跡取材を是非して欲しいです。
しかしオダギリ氏「キレ味鋭い男」のイメージキャラですから!
起用されたことはファンとしては嬉しいし、できればこの激戦に勝ってほしいですねえ。


・・・・・すんごいあちこちした「さわり」になりました・・・。