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「小次郎つばめ返し」

[ドラマ]不機嫌なジーン 第11回

むしろ2〜3回前から始まった気分の私には少し物足らないのが正直なところです。
この「物足らなさ」がドラマの印象をあやふやにしているような。
恋愛部分についても、水門の話にしても、仕事に対する情熱も、個性豊かな登場人物とのカラミも
どれも迷惑なほど押しの強いものはなくてライトでアメリカン。(なんのこっちゃ)
なんとなく言いたいことの輪郭は分かるのにぼんやりしているというか。
この一つ一つは面白そうな要素でなんとか濃くならなかったかなぁー。


月9の王道「恋愛」が成就しなかったのには、お怒りの方もいらっしゃるかと思いますが、
あそこで教授についていけなかった仁子の気持ちが分からないでもないです。
自分に置き換えると(不必要ですけど)やはりついてかなかっただろうなと思うし。
いや、あんなシチュエーションは自分には絶対ありえませんが、
仕事がのってきて楽しくなって、いろいろ試せる立場にあれば多分迷うなぁ。
自分にとって、とても大切なものから自分で選んで方向を決めたのだから
まあベタではありますが女性連れの教授と堂々と挨拶を交わし後、毅然として歩いたように、
先のことに目を輝かす仁子の表情で終わって欲しかった・・・というのは私の勝手な希望です。


勝田君はですね、とうとう仁子への本気度が分からなかったです。
やっぱり教授へのあてつけ以上に見えなかったかな。
でもいち早く仁子の芯の部分を見抜いていたし、女性に対してものすごく寛大です。
口説いてみたり、嫉妬してみたり(フリ?)しながらも
彼女の才能を見抜いて、躍進振りを秘かに喜んでいる。
勝田君は真のフェミニストかもしれませんぞ。


それでもって今回のドッキリ発言はまたもや天才神宮寺さんの
「興味のあること以外は悩まないことにした。」
見てました?見てましたね!?私のこと!(んなワケない)
というぐらい自分に当てはまり、私はそれにプラス
「興味のあること以外忘れることにした。」
が加わり最強の楽天人生を送っておりますです。
何にしても最終回を迎えてなお現在進行形のドラマの行く末を
今後は興味深く見守って行きたいと思います。
イラストは後日です。