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「小次郎つばめ返し」

職場に響いた阿鼻叫喚

「あ、あれ何っ!!?」
コーヒーをいれていたキバコさんが示した先は目の前に広がる山。
いつもよりスバラシイ反応で窓際に集まる同僚達。
山の中腹から焚き火でもしているような白い煙が広範囲から立っていた。
風に煽られて煙は広がり、ゆらゆらと空へ舞い上がる。
認めたくない!認め無くないがアレは
花粉だっ!!!
なんとなく薄暗くぼんやりした視界は天気が悪かったわけではないのか!
モヤがかかったような町は「名物朝霧」ではなかったのか!
たちまち職場は声にならない叫び包まれ、大騒ぎになったが
風が止み、目に見える飛散がなくなると皆静かに席に戻っていった。
単に騒いでみたかっただけのようにも思えるが、確かにあの光景は寿命を縮める。