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「小次郎つばめ返し」

[ドラマ]不機嫌なジーン 第2回

まあ半ば覚悟は出来ておりましたから
最初からアイロンを掛けながらの「ながら見」というドラマファンから
鉄拳を喰らいそうな事をしておりました。
しかしながらチラチラ見るにだんだんと1回目より面白く感じてきまして
今度はオダギリファンから十六文キックを受けるかもしれません。


諫早湾において仁子の足元で軽石の砕けるようなカシャカシャという音を聞いた時、
引いた画でそれは一部ではなく、砂浜一面がそうだったのを見た時、
『えー、本当にこんなんだろうか?』
と今更ながらちょっとショックを覚えました。
たったこの間のことをこんなにも知らない。
この前の映画といい、諫早湾の問題といい何も知らないことに愕然。
本当に適当で中途半端な大人だなぁ、私って。
何かと注目を浴びるこの枠でわざわざこれをやるのは、
対外的にも何かと軋轢があろうなどとつまらない大人の事情を考えたりしましたが
あえて月9で・・・・・ってことは、伝えたいモノの輪郭がくっきりしているのでしょう。


しかしながら生物学を専攻する仁子が、この問題に私並の興味と知識しか無かったというのは
なんとなく無理がありすぎのような・・・。
無理があるといえば、
「講演会の壇上で女性をめぐって喧嘩する大学教授」とか
「ルーズなようで計算されたファッションに身を包む漁師」とか
言い出したらキリがないのでこれがドラマだと楽しむことにします。
だから、バックに掛かるズンッチャーチャズンチャチャ♪とかいう曲を
もう少し控えめにしてくだされ。