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「小次郎つばめ返し」

しっかりしてんだかうっかりしてんだか

娘が毎年恒例の「スキー教室申込み書」を学校から持って帰った。

差し出した用紙にはすでに「児童の名前」他、自分で書けるところは全て書いてあった。

こうした提出物は娘が低学年のころから自分で書いている。

学年始めに提出する「児童の健康状態」も、はしか、水疱瘡など自分が分かる範囲で書き、

通知表の保護者印鑑まで自分が押して学校へ持っていく。

一度「保護者からのひとこと」と親が書くメッセージの欄まで

『うちの娘は朝なかなか起きることができません。』

などと、なりきりで書いていたのを発見し大層笑ってしまった。

私に内緒で書いたのだが、それをテーブルの上に置きっぱなしにしているうかつさは

まだまだ子供のままだ。


しかし、それもこれも私が入学式にいきなり娘の名札を忘れるという失態を犯したからなのだ・・・。