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「小次郎つばめ返し」

[新選組!]第44回「局長襲撃」

幹部会議・・・・・気のせいか(いや気のせいではないが)どんどん寂しくなってきました。
なのに当然のようにいない斎藤さん。どこまでも優遇されてます。
いや、出張の代休かもしれません。
で、せっかくですが幹部会議とは思えない発言の数々。
画面の向こうの私たちに教えているような説明セリフの応酬でしたが、
分かりやすかったのでオッケーです。
沖田さん、ますます病人らしくなってきましたが、
病人にみんなで「寝てろ寝てろ」は禁句のような・・・。意気消沈しちゃいますよ。
でも長州勢あんな分かりやすい道のあけかたはないでしょう!(訳あって怒!)
もっと堂々と新選組とすれ違えばいいじゃないですか。
中学生3年生が1年坊主の間を割って入ってんじゃないんですから。


「オレがそんなことはさせん」
副長のうそつき。
もうひとつ、源さんは最初から老けてました。(源さんファン、すみません)


「新遊撃隊御雇」・・・なんかすごく格下げされてしまった感じですけど、やっぱり降格ですか?
なんと愛のない命名・・・。
また編成替えになったら「再編新遊撃隊御雇」とか「新・新遊撃隊御雇」とか
お手軽で愛のない名前に変わるのかも。
二条城の中がいかに広大であってもあんなに人の気配がなくていいんでしょうか。
上様の御家来は1人ないし2人くらいしかいないような。
しかもあんな大事な決定を廊下ですれ違いざまに決めちゃって警備とか準備とかどうなんでしょう?
この辺りからだんだん出番があるのか不安になってきたファンを喜ばす、いきなり登場の斎藤さん。
分け与えられた臨時収入を懐にふと店の前を通りかかったんですよ。
「虚弱な方に」なんて看板が目に留まり、懐に手をやって考えたんでしょう。
で、ぬっと入ってって「精の付くものは何だ?」とか聞いたんでしょうねえ。
「少しお値段ははりますが、これなんか如何でしょう?」と愛想のいい番頭が持ち出した物を
「それをくれ」と不愛想に金を払い、
「煎じ方はですね、まず・・・・あっ、お侍様、お侍様・・・」と店の者が説明するのも聞かず
受け取った後はさっさと店を出てしまったんですよ。
早く沖田さんに届けようと気がもうそっちにいってたんですね、きっと。
木戸をくぐり抜けたり、ひとの庭先を通り抜けたりして慣れた京の裏道を選んで足早に帰ってきたと。
う〜〜〜〜ん、斎藤さんだとこんなに無駄な想像力が働いてしまう。
接点は少ないようですが何かと印象的なやりとりが見られる1番組組長と3番組組長。
沖田さんの体調がいよいよ思わしくないとき、いち早くその気持ちの変化を見抜いたのは斎藤さんで、
逆に斎藤さんの変化を見抜いたのは沖田さんでした。
お互い自分の持ち合わせてない部分にイライラしつつ、実は羨ましく思ってたんですね。
「尊敬」ですか・・・。あんな風に沖田さんが言うなんて思ってもみませんでした。
あまりに素直で、だから裏にあるやりきれなさを感じて胸が痛くなりました。
みんなに愛され大事にされた沖田さんが唯一本音を語る相手が斎藤さんだったとは・・・。
斎藤さんは初めて対等な立場で面と向かって人から自分を肯定されたのではないでしょうか。
むうぅ〜〜〜〜回を追うごとに斎藤さん語りが長くなってきました。正直な私ですみません。
近藤さん、ホンっと!に痺れました。落馬寸前、生汗が滲むような痛さを堪えるような顔も良かった。
水戸藩の役人に詰め寄る新選組隊士達はマラソンのスタート前じゃないんですから。
あんなに並んで身を乗り出したら役人も黙るしかないですな。


予告、「局長の仇を討つ!」に積極的行動を起こす斎藤さん。
あんなに積極的な斎藤さんは「ひでちゃんのおにぎり」以来です。
いつもボーーーーーーーーっとしているのに分かりやすくて笑えました。
予告に出ると本番の出番が少ない・・・・・という私の定説が外れますように。
大河が始まった最初の頃「もうダレが誰だかわかりませ〜ん」と泣き言を言うhimeshioに
「大丈夫だ!後半どんどんいなくなる!(だから見ろ)」と言っていた時期になってきました。
まさか江戸時代の将軍が徳川家だと知らないとは思わなかったんだ。済まなかった・・・。
イラストは後日です。