oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

[新選組!]第43回「決戦、油小路」

・・・・・・・なんですね、最後のあれを観た後にパソコンに向かってもなかなか最初が出てこない。
演技の事とかよく分からないんですが、最後を迎える方々は皆それぞれに印象深い・・・というか
こちらがトラウマになりそうな気迫で撮影に臨んでるんですね。
娘はきっと本当に藤堂さんごと役者さんまで死んでしまったと思ってますよ。
撮影現場ではとまどいや怒り、悲しみ、死すべて本当(現実)のことなんでしょう。
香取さんが最後には気持ちが役と一体化してしまって、現実と区別が付かなくなったってことが
分かるような。上手いとか上手くないとか関係のない感じがします。

でも取りあえずメモ走り書きから。
いや初めは結構気楽に見てたんで、薩摩と岩倉卿の集会は熱いシュプレヒコールより
あの後ろにある素晴らしい枝振りの盆栽が気になるとかそんなことばっか書いてますよ。
新選組きっての策士(だと自分では思っていた)伊東さんを策をもって駒扱いする薩摩は
幼い子のお年玉の千円札と「こっちの方がいっぱいだよー、換えてあげようねー」などと硬貨でごまかし
巻き上げるかつての私とダブります。チョロいチョロい。簡単なことです。
それとも伊東さんは見破る事が出来ないほど焦っていたのか。
斎藤さんが薄ら笑いで多弁(いつもより・・・ですよ)になるときは、妖しい・・いや怪しいんですよ。
「お前だけには言っておく」と藤堂さんに自分は間者だと告げる斎藤さん。
だけど本人(斎藤さん)以外は皆感づいていたみたいですよ。だって皆に「やはり!」とか言われてますもん。
気づけばグルグル巻きとは一体どんなやられ方をしたんでしょう。
斎藤さんからの文を読んでますよ!局長がっ!裏面からで良く分かりませんが字のようです。
良かった。絵文字とかだったらどうしようかと。というか文字書いてる斎藤さんが想像できないんです。
斎藤さんの久々の殺陣!!!正直にいいますとここの殺陣ちょっと不満なんですよ。
何がどうだって上手く言えないですが、いやー気にしないで下さい個人的な感想なんで。
「国の行く末を思えば卑怯なことくらい何でもない」という伊東さんは観柳斎なみの自分勝手なキャラです。
大儀のためには何だってしていいという伊東さんと隊のためになるんだから隊費を使っていいんだという観柳斎は自分勝手な物差しで世の中を測っている点、あまり違いがありません。
かつての妾宅で対峙する局長と伊東さん。大物感が違うなあ。最近落ち着いて見れますよ局長。
「斎藤がウソをついていると?」ええ、よくつきます。あなた以外には。
伊東さん、あなたの意見が通らないのは薩長の人間じゃないからではなく言葉に心が無いからなのでは?
身分に関係なく実力のある者が上に立つ・・・局長の語る理想はつまり坂本さんと同じなんだ!
帰路につく伊東さんは気分がよくて、気持ちが清々しくて、もう小事はどうでも良かったんですねー。
堂々と真ん中を割って先へ進みますが、この辺が伊東さんの少しうかつなところなんでしょう。
ほんとに惜しい・・・・・。


で、これから先の油小路・・・やっぱり言うこと無いです。
いうことないほど「素晴らしい演技だった!」とも違うし、「迫力ある殺陣だった!」とも違うし・・・。
文章にするのは大変難しいんですが、「藤堂さんが本当に死んでしまった」と。
私には偽り無くそう見えたので十分です。


でも最後に・・・・・
腕を切られた斎藤さんはいつものように「あの人はいいだろう(何が!?)」で終わりだったんですか?
他の年少組メンバー同様、斎藤さんにも少しはハラハラしてください。
イラストは後日です。