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「小次郎つばめ返し」

新選組!第42回「龍馬暗殺」

徳川幕府が無くなった!」から始まる本編。
なくなったとはどういうことなのか?
「よく分からないのだ」という容保様と慶喜公とのやりとりで
見る方は幕末の裏事情が大変よく分かりました。
で、「王政復古って何なんだ?新選組はどうなるんだ?」島田さんあたりが私の目線に合わせて
質問してくれましたが、結局ダレも明確に答えてくれませんでした。
龍馬は時代の先を見ているとか新選組は時代を読めなかったのだとかよく言われてますが
「これから世の中はどうなるんだ?」をそのとき既に知っている人はダレもいなかったハズで。
もちろん私は結果としてその先を知ってはいますが。
今回はいろんな人がいろんな「これから」を不安に思っている回でしたねー。
周平さんと鍬次郎の試合がどうだとかお孝がお転婆だとか、
日本は大きく変化しようとしてるのに一体新選組は何やってんだ!と
お怒りの方もいらっしゃると思いますが(えー私もそうでありました)、
徳川が政権を返そうが、日本で内戦があろうが、
おしるこが美味しかったり、おまさちゃんが妊娠したりする日常は変わらなくあるわけで
不安はありつつも変わらなく暮らす人々が逞しいとさえ思ってしまいます。


イカ!イカですか!やっぱりイカですか!?
捨助がぜっっっったい!裏切ると思っていた私は人を見る目がないらしいです。
灯りの漏れる障子の向こうに伊東先生の声。突然テンションの上がる私。
ここにいるはずだっ!いた!やっぱあんな所で。
坂本さんの前で正座する伊東さんは残っている肖像画にそっくりです。
伊東さん、斎藤さんを用心棒に連れて歩いてるんですね。いつの間にか信用されまくりです。
本当は「場が固くなる」→「酒がまずくなる」じゃないんですか?坂本さん。しょぼーん・・・。
坂本さんはフレンドリーにいろんな人へ世の中のことを語ってたじゃないですか。
ぶっとび講釈を聞きながら、「入れ札?」なんて目を輝かせる斎藤さんを見たいんですが
坂本さんをしても無理そうでしたか?
新選組斎藤一といえば」って!
あちゃー、目立っちゃってましたか!?あっら〜そりゃ本人不本意でしょうけど知れ渡ってましたか!?
いや〜そうでしたか〜、で、華麗な殺陣が?・・・・ってしつこいか。
え〜マズイじゃんといいつつ、「坂本龍馬」に名を知られているのがもの凄く嬉しい斎藤ファンです。
岡田以蔵の名前が出てくるとは思いませんでした。それだけで何だか物悲しい気分になってきます。
斎藤さんは変化してきている自分の心に、「これから」自分がどう変化していくのかを
不安に思っているよう。
そしてその答えはやはり曖昧なままで明言されませんでしたが。
追い返された斎藤さんに「オレのせいだ」が増えることは確実です。
正直当初、大河の「坂本龍馬」は画面に出過ぎるし、動きすぎるし、セリフ多すぎるし(ほとんどやっかみ)、う〜!と思うことも多々ありました。
それが薩長同盟のあたりから、アレ?鬱陶しくないぞ。
というか、サイドストーリーの方が面白いかも・・・。
で、今日暗殺されるってことは最初から知ってるんですけど・・・・・、
こんなに気が重くなるなんて思ってもみなかったです。
マジで今後の展開が辛くなってきたなあ・・・・・。


ところで今回のメールで主任の中では「アホジョー」(バラエティーの弊害)が
「ジョー君」に格上げされた模様。
イラストは後日です。