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「小次郎つばめ返し」

新選組!第29回「長州を討て」

この回は病院の付き添いのため、病院の近所に住む専務宅へ押し掛け鑑賞会。
のっけから命を狙われているとか供の数を増やせとか、
もう象山先生の人生のカウントダウンが始まってしまったというニオイがプンプンしてました。
しかし馬がセットの中に入るとその狭さが強調されてしまいます。
馬が歩みを進めているというより足踏みしているように見えますよ。
「あんた治すのが仕事だろ」と悪態ついたり
「なぜ私が・・・納得いきませんよ」と恨み言をいう沖田像はすごく新鮮です。
最初から突き抜けた人などいないでしょう。きっとこういう葛藤があったと思います。
毛利家の家紋がはためくのを見て専務のうんちく1時限目。
「この3つの点の模様は星座を表していて・・・・うんぬん」
すみません後半聞いてませんでした。
寺田屋の鼻血問答は5話「婚礼の日に」とかぶってますね。
三谷さんはこういうの好きですよね〜。それが微妙にオタク心をくすぐるのですが。
今回一番グッときたのは左之助とおまさちゃんのシーン。
おまさちゃんの呆然とした表情も左之助のシリアス顔も日頃の2人から想像付かない。
メリハリありますねえ〜。
一番心細いときにいきなり目の前に現れて助けてくれる。
あれなら一発で惚れちゃいますよ。臭かろうがデリカシーがなかろうが。
アップの多い久坂君(君付が似合う)を見つつ思わず出た「顔濃いなあ」に
専務の2時限目が始まってしまった。
「長州人の顔というのは高杉晋作を思い浮かべてみ」・・・うむうむ
「で、魁傑を思い浮かべてみ」古すぎ!
「最後に原田大二郎よ」!!!あ〜なんとなく系統に合点がいきました。
あってるかどうかは別ですけど。
「自分達のしていることは正しいのかどうか」という近藤さん。
「どちらが正しかったは時代が明らかにしてくれる」という真木泉。
結局「何が正しいかは誰にもわからん」と象山先生。
その時その時、お互いの立場は違っても自分の信念に基づいて行動しているだけなんですね。
最後まで迷い迷ってる局長。もういいかげん腹を据えてください。
振り向くとうなずく隊士達の顔。
その中に斎藤さんがいないのは、やっぱり変でしょう〜。ブーブー。