oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

ありがとう三重県!

二泊三日のイベントを終え、娘が帰ってまいりました。
感想は「楽しかった」です。
なんだ、その無味乾燥な感想は!(ダジャレではない)とお思いでしょうが、
これは娘の最上級の喜び表現であります。


肝心の作品ですが、山口県の他校の美術の先生が娘に、
「どうしてライオンにキャベツを組み合わそうと思ったのか不思議だ。君のは面白い作品だねえ。」と言われたらしく、
一体どんな作品だったんだ!?と運転中のワタクシの手が固まってしまいました。
後で全作品の載ったプログラムを見ると、芸術系の学校を目指している生徒さんが多いだけあって、
写実、抽象、彫刻とレベルが高い作品ばかり。
高校生らしく、自分の中の矛盾や不安、希望といったものを表現した作品が多かったように思います。
その中で、カップラーメンを持ち、キャベツをかぶった段ボール製の娘のライオンちゃんは、
娘が自分で言う通り少し浮いていたかもしれません。
親として全力でフォローしてみると・・・・う〜ん、う〜〜んとね・・・(オイ)、
上手い作品は「表現したいもの」の思惑や狙いが見えるというか、こう見せたいという計算があるというか、
まあ創作は表現なんですから、表現したいものが表に出ていて当たり前なんですけど、
娘の作品は「表現したいものが一切ない」。
ただ創りたいものを何も考えずに創ったという感じでした。
これって意外と難しいんじゃないでしょうか。
誰の作品にも似ていない、まさにオンリーワンなライオンちゃん。(ど、どうかな、こんなフォローで。)


作品の評価はどうであれ(信じてやれ)、
初対面の同世代の子と楽しく過ごせたという事は、娘にとって良い思い出であり、
大きな自信となったことでしょう。
関係各位の皆様、お疲れさまでした。本当にありがとうございます!