oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

色気のない下ネタ

脱衣所まで聞こえる義父母の会話。
「便所へ行くときはポケットのタオルを出してから行きんさいよ!
 この前、便所にタオルがつまって大変なことになったじゃろう。」
大声で隣りに座る義父へ声を掛ける義母。
どうやら先日のとんでもないアクシデントの事を言ってるらしい。


※ここから先、今夜安らかに床へつきたい方はお避け下さい。
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それは夜の11時。
寝室へ入る途中の旦那が異臭に気づき、トイレの戸を開けた時から始まった。
2階のトイレは夜中に用を何度も足す義父の半ば専用になっていた。
バタバタと騒がしく2階から降りてきた旦那が文句を言いつつ、
トイレ詰まりを直す道具を出している。
ほぼ現場の想像を付けながら旦那の後を付いていくと、それは想像以上であった。
用を足した後に流したハズの水が、便器すれすれに留まっていた。
義父のポケットから落ちたハンドタオルがつまったせいだが、
目の見えない義父は気付かずに水を流し、再び寝室へ戻っていた。
無風の湖のように静かな水面は、全く水が下に流れていないことを示している。
すれすれの水面に道具を入れれば体積が増し、溢れるしかない。
しかもそれは『用を足した後の流れない水』なのだ。
果敢に挑戦する旦那の後ろで私は
「やめてー!それ以上やめてー!!」と叫ぶしかなかった。
ーーーーーー(あんな事、こんな事、ご自由にご想像下さい)ーーーーーーー
その後、無事トイレ詰まりは直ったが、
旦那は風呂に入り直し、私は真夜中のトイレ掃除をする羽目になったのだ。
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「トイレが詰まるとせんない(面倒)けぇのう。」と義父。
そりゃーもうーーーすんごく大変でしたよ。
「あの晩は2階のトイレが使えんかったけぇ、2回も3回も下に降りんといけんかったから面倒で。」
そっちかいっ!!!!!
服を着ながら内心ツッコミ、その後帰宅した旦那にこの会話をチクったのであった。