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「小次郎つばめ返し」

+act. mini

ぼんやりと想像するに、
全速力で走り抜けたゴールの先の拡がる空間を、
方位も分からず、伴走者もなく、次のゴールも見えず、
ただただ走り続けなければならないというのは、
孤独だろうなと思うのであります。
苦しさは周りに伝播するけれど、何か出来るわけじゃなく、
やはり、ただただ走る姿を見つめるのみ、
それも中々苦しい事であります。
この役者のファンになるということは、
楽しさと同時に苦しさも引き受けるということなのでしょう。

走ることを止められない役者から目を逸らすことが出来ない。
本人が思う以上に多くの人たちが、
楽しさと苦しさを共有しているのであります。