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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 八重の桜 第29回 『鶴ヶ城開城』

まあその…山口で、夕餉を取りつつ本日の放送を見ているところをご想像下さい。
・・・・・・・・キューッ・・・・・(胃が縮まった音です)
大喜利で緩んでいた身体中の筋肉が、ピキピキと一気に固まったようであります。
薩摩や土佐のご家庭では如何でございましょうか?
なんとなく後ろめたいしツライ。
しかし我が家では日曜日の朝が始まった瞬間から、
このドラマを中心にスケジュールが決まるというほど楽しみにしております。


実際の通り一ヶ月に及ぶ戦いを様子を描いた後、ついに鶴ヶ城開城。
内容の緊迫度と、役者さんのひたむきな演技から
画面から目を離せず次の缶ビールを取りに行けないほど集中。
いやもうヘトヘトです…。
しかし見てきて本当に良かった、という満足感も感じるのでございます。
役を演じるということは、他の人生を歩むということなんだと改めて気付いたドラマ。
役者の皆さんも想像を超えるしんどさだと推測いたします。


これほど重くツライ内容であるにも関わらず、
ワタクシの中で、内容とは少し外れたある疑問がドンドンと大きくなっていくのであります。
これほど寄り添い認め合った川崎尚之助八重夫婦が
なぜ離れることになってしまうのか、それをどう描かれるのかということです。
留まる選択をせずに八重は京へ向かうらしい。(らしいも何も)
当時八重が京に向かうと言うことは、実質夫婦の縁を断ち切る決心をしたということだと思いますが、
これまで二人の間にコツコツと積み上げたものが誠実で堅実であるだけに、
襄先生心待ちのワタクシでさえ、なんとなくサミシイ気分であります。


などと言いつつも、ごめんなさいっ!
やっぱり固まった筋肉をほぐす暖かい春の陽を感じたいっ!
襄先生の降り注ぐ愛を全身で感じたいのですよっ!
蝶ネクタイと言うより蝶結びのリボンに見えるスーツと
耳の辺りがほんわりと丸いマッシュルームカットな襄先生を公式動画で見て、
尚之助様との別離で萌えるか、襄先生との出会いで萌えるか、
板挟みに悶えるワタクシであります。(どっちにしても萌えるのね)


追記:
ぬわぁんと、八重が猪苗代行きの中に紛れていたことと「女がいるぞ」と追い返されたことは
脚本家の腕前ではなく史実と判明!
八重の外見以外、一体どこからどこまでが史実なんだ!