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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 八重の桜 第18回 『尚之助との旅』

ええじゃないか、ええじゃないか、西郷ええじゃないか!
つか、あの西郷怖っ!
何だろう、白目が少なく黒目がちなつぶらな瞳、というのが可愛いのか不気味なのか、
遠目にはbear♡なのに、近づくと立ち上がって威嚇するヒグマのようです。
今まで誰もが知る超有名人でありながら、銅像のお陰により(多分)
どちら方面にも萌えにくかった西郷さんですが、ようやく光が当たりそうです。
しかしオサレ羽織の西郷さんはただ者じゃない感に溢れてて、群衆に紛れる気一切無いですね。
でもっていくら目立つとはいえ、あの距離で西郷さんが見えれば、
あんつぁまは私より視力があるんじゃないでしょうか。


ただ者じゃない感といえば、初回に続き大垣屋がやらかしました。
雑踏から覚馬を救い出し刃物をはたき落とす動き、
「一般庶民に見えるか−!?見えんだろう!」と大騒ぎをして旦那に大層ウザがられましたが、
口入れ業の元締なんだから、堅気と渡世の間を行ったり来たりなんでしょう。
じゃ、いっか(コロッ)←興味の無いキャラには淡泊


ええじゃないかと言えば(連想ゲームかよ)、慶喜公。
今回の大河で、吉川西郷に続き、私的「すまんかったで賞」を差し上げたい一人でございます。
なんというか目が離せない。
モヤモヤっと掴みにくかった慶喜公像が、クッキリハッキリと掴めなくなって、
憎々しさが快感でさえあります。
カステラを吐き出したとき、予測を超えた行動にビックリし過ぎて思わず笑っちゃいました。(だってだって)
容保公の情緒に訴えかける作戦かとか、また何か企んでるなとか疑わずにはいられないのであります。
なーんにも信じられません、清々しいほど。
ええ、もうこれからは小泉くんがどんな爽やキャラでドラマに出ていても騙されません!
(これでも気に入ってます)


目が離せないと言えば(しつこい)、川崎夫婦。
また、しみじみとよい夫婦になってるんですよねえ。
お互いが助け助けられ、認め合い、労り合い、寄り添っているのがとても自然で、
後半が心配になるほどであります。
どうか次の伴侶ともよい夫婦関係を築けますように。


心配と言えば(もういいって)、これからドンドンと辛くなっていく状況でありながら、
こんなふざけた感想で佐幕派の方々に叱られないか、川崎夫婦よりその方が心配です。