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「小次郎つばめ返し」

正直であることが全て良いとは限らないのね

周り見てもそうだが、歳を取ると食べる事への欲望は高まる一方らしい。
ばあちゃんとワタクシの二人の時間は、最初から最後まで食い物の話題オンリーである。
おばちゃんが転んで足を折ったらしいよ、とか
今朝は大雪で一面真っ白よ、とかどんなに話を別方向に振っても、
まあそうなの、でもこのお粥柔らかいねえ〜と
ブーメランのように急カーブで、たちまち食の話に戻ってしまう。
しかもひたすら「柔らかい、おいしい」の繰り返しで、一向に外へ拡がらないのである。


今朝も美味しい美味しいのエンドレステープと思われた時、
「まあ、こんなこと言っちゃ何だけど…」
と珍しく話の内容が寄り道の進路。
うんうん、何なに?と促すと、
「前は美味しくなかった」
といきなり背後攻撃を受け、倒れ込むワタクシであった。