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「小次郎つばめ返し」

のんびり湯けむり温泉旅(のハズだった) その7

氷を思わせる涼しげな器に盛られた前菜。
子どもの頃は、この前菜を「食べるもんねーじゃん!」と思っていたものであります。
日本人は、前菜とおせちとぬたの酢味噌和えとミョウガと春菊と煮こごりを美味いと思えた時が
(どんだけあるんだ)大人になったという事なのでしょう。
さらに山深い中国山地で生活をしているワタクシタチの度肝を抜いたのが、

ドーン!!!!!「関アジの活きづくり」
・:*:・(●´Д`●)ウトーリ・:*:・ 生きててよかった…
この悪天候続きで漁に出られないはず、魚料理はあまり期待できないか、
と思っていた元魚屋の娘の浅はかさをお許し下さい。
舞い上がった田舎者は、料理に対しての許容量配分を考えずグイグイとビールを身体に注ぎ込み、
わずか2品目にして、腹8分目にしてしまったのであります。
その後も豊後牛のステーキと彩り野菜、もずくと白身魚の揚げ物、地酒の追加、
ジュンサイのすまし、何かすごいもの入った炊き込みご飯(←この辺りで記憶も怪しい)&デザート、

人生の7割を一緒に過ごしているワタクシタチに、今更語り合う事もなく、
約2時間の間、ひたすら美味しいね!を繰り返しつつ、夢のような時間は過ぎていったのであります。