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「小次郎つばめ返し」

[感想]スタジオパークからこんにちは その6

「映画初めての主演で、でしょう?」
「そぉなんですよねぇ、ええ。」
「この後がまた大変ですね、じゃあ。」
最初から高みに立っちゃうと・・・と言いたいんでしょう。
またこの後、大変な量の映画にでて、確実にステップアップを果たしてるんですが。
「んーーー・・・・どんどんどんどん邁進しないと。横綱に向けて。」
ふふふ、また思ってもないことを。賞取りや名誉なんて一番興味なさそうじゃないですか。
相手の質問が的を得ていないと感じたとき、たちまちアマノジャクオダギリの人格が出てきます。
気をつけろー。(長井風)
「オダギリさんって面白い方なんですねー。結構照れ屋で恥ずかしがり屋でしょう?」
はっはっは、とうとう口に出して言われちゃいました。
アマノジャクお面がポロリと取れて
「いや、もう、ものすごっそうですよー。ぼく、だって真っ赤じゃないですか、ずっと。」
いきなり素をさらけ出すオダギリ氏は降参状態。
自分の顔を撫でながらいう通り、モニタを通してみてもはっきり分かるほど真っ赤な顔です。
「ぼくね、ホントに生放送出ちゃうとムチャクチャやっちゃうからヤバイんですよね。」
自覚はあるんだ!!
「いやでもね、人間って緊張したり興奮したりするとあらぬ事を・・・・」
って上田アナ。
フォローしてるつもりなんでしょうが、つまりオダギリ氏が「あらぬ事」を言ってると思ってるんですね?
「いや、もうー非常にいいですねえ!!」
割って入ってきたのは小田切アナ。
「素のオダギリさん、すごく嬉しいです!!」って、そんなに不安だったんですか。
両アナのちょっと興奮した声が互いにかぶってよく聞き取れませんが、
『霧の向こう』がかすかに見えて安心したんでしょうか?


「ちっちゃいとき、ほとんど映画館にいる状態だったっていうのはホント?」
上田アナが安心したあまり多少フレンドリーになるのは仕方ないです。
「そうですねえ。母親がボクを映画館に置き去りにするわけですよ。
あのー今も母親が見てますんでね・・・・・あんまり・・・・。」
そりゃおかしな事言えないですけど、小さな声で言ったってテレビですから。世界発信ですから。
「なかなか面白い母親で、映画館に朝一ボクを入れて用事を済ませて夜ボクを迎えに来るわけなんですけど・・・・」
ファンなら良く知っているオダギリ ミーツ ムービー物語ですな。
保育所にオダギリさんを預けるとかって事じゃなくて?」
「保育園にも行ってたんですけどねえ。どーいうことか・・・・・・・(考え中)・・・・・」
首筋に手をあてて目を宙に向け、思い出しつつ言葉を発するオダギリ氏。
「いや、保育園にも行ってたんですよ、もちろん。給食が遅くて怒られてました。」
言わんでいい過去までバラしちゃいました。
そういや、早生まれの同級生はよく給食を食べるのが遅いと叱られてたなあ。


「映画館にいる方が思い出としては多いんですよね。」
「お母様は映画の演目だとかを気にして映画館を選ばれる?」
「気にしないわけですよ、たぶん。」
ははぁーってどうでもいいですけど小田切アナはさっきから相づちばかりですねえ。
「だからラブストーリーの時もあれば東映まんがまつりみたいな・・・・・これ言っちゃっていいんですか?」
だからいつも言っちゃってから気を回さないでください。かえって強調されちゃうじゃないですか。
「もう生放送ですからね。」
「ナマホウソウ デスカラネ」
「(オダギリさんの)歴史の話ですからね。」
「レキシノ ハナシデスカラネ」
何故繰り返すかなあ。でもって何故かカタカナに聞こえてしまう。
今度の大河SPにもし出演するんであれば、グッサンの代わりにあなたがオウムの声をやって下さい。
「子供心にそれはどうだったんですか?」
「いやどうなんですかねえ。まあ・・・つまんなかったことも多かったと思いますけどねえ・・・。」
なんとなく歯切れが悪い気がしますけど。
いま、母親がテレビ見てますし。
「幼稚園児で大人の恋愛見せられてもねえ。」
「映画館でおとなしく座って?」
「いや、座ってたり暴れてたりいろいろしてました。」
あん時のガキかいっ!!!と思われた津山在住の方もいらっしゃることでしょう。
「『また来たか坊や』的な、そんな子供だったんじゃないですか。」
なんて言ってますけど、映画館の経営者としては「えー!また来たのかい?坊や」(トホホ付き)ぐらい
迷惑じゃなかったんでしょうか。
でもその映画館が『俳優オダギリジョー』の原点ですからね、どうか大目に見てください。
(私が頼む事じゃありませんが)
引き続いて大好きな母親の話で、軽やかなオダギリ氏のトークは続く!