oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

あそこに比べれば断然近いです

ミニバスのクリスマス会で使うプレゼントを買うために隣県のデパートへ。
化粧水が随分長いこときれていることに気づいたが、ここでは買えない。
私はここの化粧品売り場に年に一度しか近寄れないからである。
数年前、お正月にやはり化粧品を買い求めたとき
「カードをお作りしましょうか?」と言われ「遠いのでいいです」と断ったことがある。
「どちらから?」とさらに聞かれたので答えると
「それはまあ遠いところから!!」とひどく驚かれた。
内心『いや遠いけど車で40分くらいだし、トンネルも出来てわりと近いんだが・・・』と思っていると
「今日はお正月の帰省ですか?」とおかしな事を聞かれる。
曖昧に返事をすると
あちらにも資○堂はあるか?お肌チェックの機械はあるか?
他にどんなメーカーが人気か?など次々と質問してくる。
どうしてそんなに「村」の売り上げ傾向が気になるのか?
店員さんと話が盛り上がり、しばらく談笑してさて帰ろうとしたとき
「これ昨日までの懸賞品だけど良かったらお持ち帰り下さい」
と膝掛け毛布を差し出してきた。
「でも帰るとき、じゃまになるかな?機内に持ち込めますか?香港は暖かいかな?」
・・・・・!!!!!
やっと分かった!彼女は私を香港から帰省したのだと勘違いしているらしい!
私の居住する村の名前と香港は発音が似ている・・・・といえば似ているかも。
あれだけ盛り上がった後に違うと言い出しにくく
「も、も、も、持ち込めます!!」と話を合わせてしまった。
こうなったらアラが出るその前に一刻も早くこの場を立ち去らなければならない。
そそくさと帰る私の背中に
「また来年お越し下さい〜」と店員さん。
私の推測が確信に変わった瞬間だった・・・。