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「小次郎つばめ返し」

ときどき同居日記

仕事から帰宅後、奥の和室から大きな声が聞こえてくる。
普段ポータブルで用を済ます義母は、昨日からおしめ生活に入っている。
彼女がおしめの濡れていることに悪態をついている模様。
「ただいま」と顔を出すと
「おしめがびちゃびちゃになってどうにもならん」とおかんむり。
義母は我慢がならずポータブルトイレで用を足し、自分でおしめを替えたらしい。
様子を聞きながら(出来るじゃ〜ん)と内心思う。
「だれも帰ってこない。トイレに立つとき倒れそうになった。いや一回倒れた」延々と続く。
おしめが上手にはけていないと言うので、横になってもらって確かめると案外うまく出来ている。
「あれ、うまくいってますよぉ〜」と言うと「そう?」とまんざらでもない顔。
夕飯後に「あとで取り替えようね」と声をかけると
「替えをこっちへ2〜3枚置いといてちょうだい」と手を出す。
どうやら上手く自分で取り替えられたことが嬉しかったようだ。
怒ったり喜んだり、心のままに振る舞う無邪気な義母は徐々に子どもへ近づいている。