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「小次郎つばめ返し」

重版出来! 第1話

第1話放送後5日目にしてなお、
キーワードで遡るのが大変なほどの口コミ(当社比)、
録画組、オンデマンド組が多いのか、一日中まんべんなく途切れず、
午前中まで遡るとMr.グレープフルーツにオドロキの声があがるという、
クラスタにとっては顔が緩みっぱなしの2016年春でございます。

http://www.tbs.co.jp/juhan-shuttai/story/ep1.html
(インタビュー掲載が4月11日デスネ…)

しかしいきなり湧いた「カッコイイ!」の大合唱に、
え?今までと何がどう違うん??と戸惑いつつ(訳:今までもそうだったが)、
素直に頭を傾げているのでございます。
そこで言及されたツイから実に適当なリサーチをしてみました。
『黒縁メガネ』
『ロン毛くくり』
『シャツ』
『上司』
どうやら上記のアイテムに過剰反応する方々がいて、
さらに全てが揃ったグレイトフルオダギリになると凄まじい力を発し、
人々の心を吸収してしまうようだ、という安易な結果を導き出しました。
というドラマに関係の無いことで15行消化…onz

オダギリ氏の役所は真摯に仕事と人に接し、周りからの信頼も厚い、
デキる編集者で頼れる上司ながら、時には弱みもホロっと見せる好人物。
と文字にすれば登場人物の紹介によくある設定ながら、
今までのように尖ったところもなく特殊なトラウマもない、
気持ちの良い普通の人物をグレイトフル仕様でオダギリ氏が演じれば、
あっという間にTLを喝采で埋めてしまうのねえと
シミジミ感じ入るのでございます。

漫画は漫画家がストーリーを作り絵を描く→
出版社の担当さんが作品を持ち帰る→印刷という、
個人から個人へのパス繋ぎにより作品が出来上がるというイメージで、
今回の三蔵山先生も基本的にそういうタイプのようですが、
担当者が絵の変化やストーリーへの助言、
時には作者の悩み相談を受けるところまで関わるという事を知り、
担当さんと漫画家さんが信頼関係が結べなければ、
双方にとって大変だなーと大人の裏事情が容易に想像できます。
仲間は出来るけど多くの人と関わらなければならない面倒な会社勤めと
気楽だけど孤独な自宅創作とは全く別々のようでも、
作品を届けるときはやっぱり互いに手を携えなければならない。
結局世の中は人と人の繋がりで成り立つんだなと思うのでありました。

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そして創作者としての三蔵山先生。
長年発信し続け、未だ伝えたい事があるという気持ちの持続と尽きぬ想像の泉が、
何よりも羨ましいと感じるのであります。


これから漫画家さんが続々と出てくる様子。
俺様タイプ、気弱タイプなどいろんな漫画家さんが出てくるんでしょうか?
現場で起こる様々なアクシデントにも興味津々。
また実況中に入る業界の方々の悲鳴や喜び、嘆息、豆知識等も
ドラマの見所の一つでございます。