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「小次郎つばめ返し」

いまさら『嫉妬の香り 第5話』 裏切りのオムレツが、今日、愛をうち砕く…

サブタイトルは関連性を持たせたり韻を踏んだりして美しく並べたくなるものだが、
これほどまでに統一感の無いサブタイを並べるのは返って難しそうだ。
サスペンスドラマの数行サブタイはここから始まったんじゃないかと思う。


どうしてまだ無い未来を詳細に思い浮かべることが出来る想像力の豊かな人たちが、
2人で会っていた直後に「2人の顔を見たくない!」と言われて
ひょっとしてバレたんじゃ…とピンと来ないのか、とんと分からない。
「みのりを信じたいのに信じられない」と痛みを分け合うテツシと早希しゃん。
つかアンタらを信じられるか−!!
みのりも「はっきり聞いちゃったんだけどどうなの?」って聞けばいいじゃないですか。
OLゆうかさんやマコちゃんなど言わなくても良い事を言っちゃうのに、
みのりにテツシ、早希しゃん、政野は肝心な事を相手に言えないという謎の大人ドラマ。
政野:「君たちはくだらない妄想で関係を持ってしまった」
はい!これが全て!!お終い!


この回辺りから、顔に影がかかり始めるマコちゃん。
愛する早希しゃんのためにと、逞しいとは言えないランニング姿でいきなりジムでトレーニングし始めたときは
早速ネタキャラとして当時の掲示板をざわつかせていたが、
年上の上司に想いを寄せる若き青年設定が何でもアリ暴走キャラに転じたのは、
氏の狂気を含んだ目を見て制作側が設定変更をしたんじゃないかと思う。
周りを惑わせるのは麝香の香りを持つみのりじゃなくて、
ドラマの路線をも変更させる恐るべきキャラ、マコちゃんじゃないかと思う再視聴。