oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

東映特撮公式配信記念『EPISODE39 強魔』

「43号から倒しましょう!」
ハモる二人に最強バディ感が出てきました。
被害をこれ以上出さないよう念入りな指示をする一条さん、
杉田&桜井さんたちと連携を取る五代、
二人は別々の場所に居ながら、
同じ方向を向き互いにベストを尽くします。

戦いの中で青、赤、緑、紫とフォームを使い分ける五代と
警察官たちの臨機応変でスムーズ、無駄のない動き。
頼もしく見える反面、それはバルバが言ったように、
戦いの概念さえなかった平和な種族リントが
戦い慣れてきた事をあらわします。

自分がシャッターをすり抜けて脱出可能な距離、
ザザルが爆発するまでの時間、
爆風を外に出さないタイミングを見極めて、
シャッターを下ろす指示をする五代。
凄すぎる…
精神的な強さや人間的な柔らかさ、体力技術に加え、
こういう的確な判断の出来る知能の高さも
ベルトに選ばれた所以なのでしょう。

周波数攻撃のハンデがある状態で
決め技に近いマイティキックをはたき落とすゴオマ。
ダグバが出張らなければ、二人ともゴオマにやられていたでしょう。
ダグバはそのゴオマを瞬殺。
小さな虫のように、あっという間に踏みつぶされてしまいました。
まったくダグバに勝てる気がしません。
声もなく凍り付いた表情で暗闇に佇む二人。
覆い被さるような深く暗い森が、
二人の精神状態を表しているかのようです。

追記:
まったく本編と関係の無い話しですが、
ザザルと対峙しつつ五代がメットを脱いだとき、
当時、各所で「五代、そろそろ髪を切れコール」が湧いたことを思い出しました。