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「小次郎つばめ返し」

東映特撮公式配信記念『EPISODE33 連携』

BEATCHASER 突き抜ける速さーはー♪
BEATCHASER 誰も止められないー♪
BEATCHASER 2000 get on♪
前回32話がバイクで岩場で駆け回ったりジャンプしたり、
曲芸的なスタントで魅せた回とすると、
今回はスピードと音で圧倒します。
バダーとのガチチェイスで互いに牽制しながら交差しつつ、
グゥーーインンと引き離すシーンは、
テーブルをダンダン!と叩くしかありません!
(落ち着け、そして言葉にしろ)

今回は杉田さんとの初タッグ。
ツイッターの方でも呟いたんですが、
杉田さんが運転しつつナビを点けようと手を伸ばすのを
五代が手で制して、その後の操作を引き継ぐ、
という一連の流れがあまりにも自然すぎて、
ドラマの中で見るとかえってハッとするんですが、
あの部分はシナリオには無いんですね。
もしアドリブだとしたら、先に仕掛けた杉田さんの動きに
オダギリ五代がその場で自然に合わせたということになります。
で、シナリオからその部分のト書きをもう一つ。
『一条とのコンビで慣れた感じで検索する』とありました。
「パトカーのナビを五代が操作する」という何でもない動作に
一条と五代が映像で見る以上に行動を共にして
懸命捜査しているという背景を含めている事に感心…というか、
何だか執念すら感じます。

 

画面が切り替わり科警研で一条さんが係官たちの説得完了。
あとで榎田さんが言うには
「いかに4号が正しくて、強くて、尊敬出来る存在で、
 いろんな批判のある中、どんな気持ちで戦っているのか」
を熱く熱くぶつけたそうですよ、そこの奥さん!(だれ)
いやー、これを聞いてみたかったですねえ。
と言うことで何だか既視感があると思ったら、
「八重の桜」でオダギリ新島襄が大学設立のための寄付を魂込めて説得するシーン、
私の中であれと匹敵するくらい「見てみたかったシーン」です。
(サラリと終わってしまったのでな…)
揺らぎの中から現れるビートチェイサーと一条さんたらっ!
(テーブルダンダン!!!!!!)

隠し立てする風もなく、気負いもなく、
爽やかな風と共にスッと現れた普通の青年…
で、あるからこそ余計に衝撃を受けた未確認対策班のメンバー。
杉田さんや桜井さん他メンバーたちの心の中で
4号が「警察に協力する未確認」から「護るべき人間」に
変わった瞬間だったでしょう。

そして赤のライジング。
バダーを射止めて悠然と立つクウガ
背負ったのは青空ではありませんでした。