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「小次郎つばめ返し」

東映特撮公式配信記念『EPISODE32 障害』

屈指のバイクアクション回。
マスクを装着した状態でこんな事出来るんだろうかと度肝を抜かれます。
バダーとクウガが並んだジャンプも、
空中で捻って向きを変えるスローモーションも、
ジャンプしながら方向変換して同時に着地するシーンも、
シビレルほどにカッコイイのですが、
個人的ハイライトは初対面の杉田さんにいきなり、
「ピアノやってる葉月ちゃんのパパですよね?」
と五代が言ったところです。

普通に考えれば、これを五代に教えたのは一条さんですよね?
どこでそんな話しを…ww
どんな流れで話したんだろうと思いつつ、
一条さんの表情を想像しただけで一晩笑えます。
画面で見る2人の会話はいつもグロンギ対策の事ばかりですが、
2人が普通の事を穏やかに話す日常もあるんだ、
などと想像してちょっとホロリとするのであります。
「描かれてないから無い」のではなくて、
クウガには表面に見えるものの下に普通の物語があって、
それを見る人に想像させる楽しみがあるような気がします。

しかしクウガが強化したことにより周辺被害が大きくなったことで
世間の風向きが変わり、状況は厳しいものに。
ビートチェイサー(BTCS)を4号に渡すよう直談判する一条さんに
「もっと他にやらなければならない事があるんじゃないのか」と松倉本部長。
単純なワタクシは当時この言葉を
「全部言わせんなよ。さっさとビートチェイサーを奪っちゃえよ(言い方)」
という匂わせかと思ってましたが、
五代の正体を明らかにして、チーム内での協力関係を強化しろという事なんですね?
(今更か)
要するにもっと仲間を信じろと。
「4号は俺たちと戦ってくれてる協力者なのに…」
桜井さんの言葉に、一条さんの腹がようやく決まったようです。
警察と知恵を出し合い協力していく様子に熱くなりつつ、よしっ!!と握り拳。
当時は信頼できる仲間が増えたことで、
光が射したように感じたものでした……(その含み)