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「小次郎つばめ返し」

怪獣ラジオ クウガ15周年特集感想(ゲスト:オダギリジョーさん)2015年10月30日・11月6日

何をどう記せばいいか未だにまとまりませんが、まずは音声をお聞き下さい〜。
【高寺成紀の怪獣ラジオ#28 アーカイブ
http://www.chofu-fm.com/41346

 

繰り返される
オダギリジョークウガ出演を隠している、無かった事にしている」という噂。
多くのクウガファンが違うと声をあげても、
何の影響力もない辺境の拙宅がどれだけ事実を積み上げても、
オダギリジョーという名前が大きくなるにつれ、
特撮ファンの間だけではなく、放送、芸能界で、
黒歴史という「噂」が「常識」として定着してきているのを感じて、
クウガファンやオダギリファンは傷ついてきたと思います。
そんな噂はオダギリ氏の役者としての評価や歴史、
クウガという作品の価値に何の影響もない、
小さな世界の小さな噂だと割り切り、気持ちを切り替える…というか、
逃げつつ半ば諦める事によって、護っていたように思います。

しかし諦めていなかったのが高寺さんでした。
クウガという作品や俳優オダギリ氏、ファンにかかるモヤモヤとした雲。
全ての雲を取り払うことを、15年間何一つ諦めていなかった事、
粘り、熱意、成功させるための用意周到さにただただ驚くのでありました。
その情熱は作品、キャスト、制作に関わった方たちへの愛情というだけではなく、
クウガという作品を大切にしているファンのためだと感じられます。

クウガ特集に関係者の出演があると聞いてから、
高寺さんの番組であるかぎり、オダギリ氏は出るだろうと思っていましたが、
公式から出演がアナウンスされた時に感じた嬉しさを上回る怖れ。
噂を否定する絶好のチャンスであると同時に、大変な賭だとも思いました。
オダギリジョーという役者とクウガ
永遠に勘違いされてしまうかもしれないという事、
そして、個人的には自分の中の五代雄介に決着が付いてしまう事、
着地によっては、バッドな方向で決定的になってしまうと思ったからです。

でも一か八かの「賭」ではなかった。
高寺さんのツイによると、オダギリ氏と高寺さんは
今回のラジオの対談について度々打ち合わせをしていたようです。
クウガファンは何を欲しているのか、
今一番伝えたい事は何か。
伝わって欲しい事は何か。
噛みしめるように発せられた

クウガは、大事」

“大事”に含まれる温かさと、伝えたいという意思。
真正面からファンに向けられたのは、
シンプルで力強く、これ以上にない誠実な答えでした。
短いこの言葉は、一瞬にしてすべての雲を吹き飛ばしてしまいました。

すんません、ここで大号泣でした。

驚いたのは、五代雄介を演じる可能性はあると言ったこと。
おそらくオダギリファンでさえ驚いたんじゃないかと思います。
オダギリ氏が思ってもいないことを口にしないと
(思ってても言わなきゃ良いのにと思うことはたびt…(ry )
ファンはみな知っていますが、
得意ではないという特撮のヒーローをもう一度やってもいいということに
「五代雄介」にかなりの思い入れがあると感じます。
(もしくは職人的な意味で興味があるのかも)
クウガを全編見直してみて、
当時のクウガ本の後書きに氏が記していた様に
オダギリ氏の人格の一人「五代雄介」がうずき出したのでしょうか。
15年経ってこのような展開が待っていた事を思えば、
この先何が起こるか分かりません。
構えることなくゆるゆる見守りたいと思います。

個人的に一番気になっていた事。
「15年後の五代雄介」のオダギリ氏的解釈。
オダギリ氏が発することによって私の中で答えになってしまうと感じていました。
〜〜〜(様々に解釈することの楽しさを大切にしたいため間を置きます)〜〜〜

 

 

 

 

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常にポケットに入れておきたいと思います。

クウガという作品と五代雄介をファンの元へ帰してくれた、
この番組と関係者さんに感謝したいと思います。

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【高寺成紀の怪獣ラジオ(ブログ)】
第27回・2015年10月30日(金)放送後コメント
http://ameblo.jp/kaiju-cfm/entry-12089999811.html
第27回・2015年11月6日(金)放送後コメント
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