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「小次郎つばめ返し」

東映特撮公式配信記念『EPISODE5 距離』

未確認生命体と呼ばれる怪人(グロンギ)たちは、
外見の違いだけではなく、能力や気性にまで個性があるようです。
ズ・バヅー・バは、特にジャンプ力に優れていて、
クールなイメージから後に出てくる双子の兄と同じく、
視聴者に人気のあるグロンギです。

「青くなった!?」
いきなり自分の体の色が変わった事に驚き戸惑うヒーロー。
…にビックリする視聴者。
いきなり武器を使いこなせるのが常識だったヒーロー番組で、
自分の変化に驚き苦戦する様子を見て度肝を抜かれつつ、
今まで感じた事のないワクワクがふつふつと湧いてくるのを
抑えられなかったのであります。

五代サポートチームの主要人物、
五代のただ一人の主治医となる、椿秀一登場回。
「思わず解剖してじっくり見たくなるくらいとんでもないぜ(* ̄ー ̄)ニヤリ」
と初登場でマッドドクター振りを披露していますが、
その椿をもキョトンとさせる、五代の桁ハズレな脳天気さ。
椿、一条、五代3人のそろい踏みシーンは今後何度もありますが、
五代のすっとぼけた「大丈夫」が、少しずつ変化していきます。

大切な心優しき友人が、自分の命の危険を冒して
事件に巻き込まれていく状況を見れば、桜子さんの心配は当然のこと。
「これ、いいだろう〜。一条さんがくれたんだ!」と満面の笑み。
あの、五代、もうすこし空気を読もうぜ。
止めてくれると頼りにしていた一条さんが、
五代の背中を押すようにバイクまで渡していたと知れば、
一条さんが美人さん過ぎることとは関係なく(全く関係なし)、
桜子さんがイライラして二人に当たってしまうのも仕方のない事であります。
未だに謎なのは、のちのインタビューでオダギリ氏と葛山氏が言っていた
「なぜいつもこんなところで会うのかなと思った」という晴海埠頭での逢瀬。
今後もちょくちょくこういう謎シーンがありますので、楽しみにしてください。