oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 八重の桜 第32回 『兄の見取り図』

「きみの前には薩摩も長州もない豊かな未来が広がっているんだよ、
 その場所でさ、ホントに自分が好きだという自分を目指せばいいんじゃない?ね!」
とサムズアップするかと思いました。(つか、いちいち繋げるのはお止しなさい)
クウガ脳、そうかクウガ脳か!(だからヤメロ)


300年の徳川、いや、平氏源氏からの長き武士の世を終わらせた側が、
その後のビジョンや進路を持っていたかというと、残念ながらそうでは無かったようです…。
(そうか去年始まった武士の世が今年終わったのね)
当人たちは未だに藩だの派閥だのと古い枠組みに囚われておりました。
むしろ方向を示したのが旧会津藩士の山本覚馬であったというのは大変興味深いことです。
荒れる海原に航海経験の少ない船員達でいきなり漕ぎ出したようなもので、
乗客としては大変心細い状況。(つい最近同じような状況を見たような…)
その様子を間近で見る新島襄は、距離を置き冷静に観察しようとしているようですが、
彼の端正な横顔と奇跡の均整を持つ後ろ姿が時々憂いを含んで見えるのは、
(賛美の形容詞でサブリミナル効果を狙っております)
国の行く末を案じてというより、表面に浮かんでこない傷ついた無数の人々の
苦しみ悲しみに思いを馳せているからでしょう。
それにしても「襄がジョーかよ!?」が多くてビックリいたしました。
ジョーかよ!でスクロール何回もするぐらい。
ついこの間も出てたやんか!今までちょくちょく出てたやーん!
それとも「襄がジョーかよ!?」が新島襄の出囃子なん?(落ち着け)


先週、不穏な空気を纏って南下してきた中心気圧920hPaの超大型タイフーンの八重が、
最大瞬間風速50m以上の猛烈な風で、あんつぁまを鴨川に投げ込むでしょう、
という予報がTL上に出ておりましたが、
あんつぁまの高い志に阻まれて勢力が衰え、温暖低気圧に変わったようです。
志は別として、うらさんのことはストレートにぶつけて一荒れあると思っていたので、
よく噛まずに飲み込んだ感じがして、なんとなくモヤモヤっと消化が悪い。
米俵のように投げ込んで、殴り合って、握手して、肩を抱き合って欲しかったです。
しかし見えていたときより強い光を放ち、未来を見据えている黒風味なあんつぁまは、
非常に魅力的であります。
黒あんつぁまと白襄は互いに影響を与えあうと聞いておりますが、
その時どんな色の光を放つのか、彼らの出会いが待たれます。うふふ