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「小次郎つばめ返し」

青空になる

あの当時、数ヶ月、遅くとも数年でまた会えると思ってました、私も。
リアルに13年間。
青空を見れば頭をかすめ、雨が降れば思い出し、雪が吹雪けば沸き上がり、
道が途絶えたと知っても、心のどこかで引っかかってて、
しかし淡い期待を抱いたまま、再び会う事は叶わないのだろうと思ってました。


遅いぞ!荒川!!     ……せんせい…(いや、ごめんなさいごめんなさい)


あの余韻を残した最終回。
まさか一条さんまで、不確かさの中で五代を待っているとは思いませんでした。
だからこそ共鳴する心のゆれ。
この数日間、同じく不確かさの中で待っていた160万人のファンは、
一条さんと「量子もつれ」を起こしていたと思われます。


五代が神崎先生との約束を果たしたのは13年後の25歳のとき、
そしてまた13年後、再び現れた五代雄介は、捕われて動けなくなったところから私を、
エンディングの約束通り、明るい未来へ引っ張り出してくれました。
どこまでも裏切らない奴です。
今度は本当に穏やかに送り出せそうです。