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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 八重の桜 第23回 『会津を救え』

このたびは長州藩の者が公共放送の日曜日夜8時という、
由緒正しいゴールデンタイムに見苦しい姿をお見せいたしまして、
まことに申し訳無く、深くお詫び申し上げ候。(混乱中)
上杉、武田など戦国界のスーパーネームに対してもあの傍若無人なふるまい。
一躍幕末界に踊り出た「世良修蔵」の名は、吉田松陰高杉晋作桂小五郎に次ぐ長州藩士として
今後皆様のお心に深く刻み込まれる事と存じます(´;ω;`)
この大河はどんな登場人物も長短明暗強弱、
「人間、悪い所もあればこんな良い所もあるのよ」という教育的なバランスを考慮してあるため、
ここまで会津藩に強い憎悪を抱いた獣のような世良にも、それなりの理由や曰くがあるに違いない!
と思いきや、最後まで一切のフォロー無しっ!
異彩を放ちすぎて逆に人物が気になっていますが、じゃ調べてみようというほどの気持ちの盛り上がりもないため、
お詳しい方、ぜひ噛みくだいた消化の良さそうな情報をキボンヌ。(これ)
そこは横に置いておいても薩摩の長身イケメン軍団に長州がいいように利用されているのは承服出来ません。
松陰、久坂の退場後、イケメン要員を長州にも補充して頂きたいと願うのであります。(どんな着地点よ)


そうそうイケメンと言えば、長岡藩の河井継之助が出てきましたが、
先日我が家で鑑賞会の行われた「花神」では若き日の高橋英樹でありました。
高橋英樹といえば桃太郎侍のイメージが強すぎて、ワタクシの趣向に合わない感があったのですが、
この河井継之助役の高橋英樹は神々しいほどの美しさで、思わず手を合わせてしまいました。
機会がございましたら、ぜひ一度ご覧になって下さい。


劇中では髷姿和服の中に断髪洋装が混じり、文明開化の匂いが漂って参りました。
容保公は和装でも洋装でも自衛官の制服でも所構わずに色気が滲み出る方ですね。
そういった観点からすると、オダギリ氏と同じカテゴリーに入るかもしれません。(逸れてる逸れてる)
考えてみれば、この日本の大きな転換期はたった140年くらい前の事なんですねえ。
先日亡くなった世界最高齢の男性、木村次郎右衛門さんは明治30年生まれだったそうですが、
日本史と照らし合わせた年表が実に興味深い。
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51783631.html
16才の時に徳川慶喜公が亡くなり、18才まで斎藤さんと同じ時代を生きたとか!うっは!
旦那の祖父も江戸時代生まれ。
幕末は思った以上に近い過去のようです。


とまあその…近すぎるということもあり、本編に対して長州人が非常にツッコミづらい状況でございます。
ツッコミづらさのあまり、今回の感想はイケメン談義に逃げてしまいました。
奥羽越列藩同盟に触れんかい!と自分にツッコんでおきます。
視聴後一番に思った事は、「こ、こりは当分会津の地を踏めねえ!!(;・`д・´)」でございました・・・。