oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

ワタクシの最高血圧は88だという…

10日ぶりの我が家でございます。
じいさまの容態は先日お知らせした通りであります。
血圧の急降下から数時間の命と言われながらも朝まで持ちこたえ、
その後も血圧は乱高下、生死を彷徨うこと数日、
ついには大量吐血と下血、痰も真っ黒な血が現れ始め、
時々起こる無呼吸でエマージェンシー音が病棟に鳴り響くのでありました。
緊急の輸血も、栓のない湯船に湯を足すような意味のないものに見えましたが、
輸血が終わった頃から、血液で真っ黒だったチューブが透明になって頬に赤みがさし、
血圧も終日100/50以上と安定、本日は血圧等を図る機械自体が部屋から無くなっておりました。
「高齢のため一寸先は闇」状態に変わりはありませんが、
警戒レベルを少し下げ、自宅で思い切り寝ることにいたしました。
ただただ10日前のあの状態から脱することができるという、
90代の基礎体力と気力の凄さに恐れ入るのであります。