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「小次郎つばめ返し」

この辺りにも気を遣ってくり

近頃バアちゃんの中では
『よそのおたくにお呼ばれして、毎日料理をごちそうになっている』という事になっているらしい。
午前、午後と違うヘルパーさんがやってきて、食事を食べさせるのだから無理もない。
食事中に「とても美味しい!」とばあちゃんが大げさに喜び続けるのは、
「私に褒めて貰いたくて、みんな競って料理を作ってくる」と思っているため、
ヘルパーさんに気を遣ってのことらしい。
なんて世渡り上手な呆け方だろうと微笑ましくなる。


しかし今朝の食事介助が私だと気付かないバアちゃんが、
「まあ!この料理、おばさんが作ったの?とっても美味しいよ!」と言ったときには、
「料理が美味しい」 < 「おばさん」の比重で「おばさん」が勝ち、
サミシサが心に拡がったのであった。