ちょっとシュールな朝の光景
ここ数日エサを食べない愛犬コロたん。
立っているのがやっとの状態であります。
それが昨日の朝は確かな足取りで散歩の意思を示すので、
短い散歩１０分コースを牛歩で30分、
道程の半分で力尽きたのか全く動かなくなり、崩れるように座り込んでしまったのであります。
小学生の登校を見守っていたみどりのおばさんの
「私がここにいるから、家から車か台車をもっておいで」という天の助けで
愛犬を置いて家まで100メートルほどダッシュ、
頑丈な段ボールを手にクイックターンで愛犬の所へ戻ると、
コロたんは、突然町に現れた鶴瓶師匠のように、大勢の登校時の小学生たちに取り囲まれていたのであります。
一斉に振り向く子どもたちの視線に晒されるワタクシ。
嫌がる愛犬を「虐待じゃないからね」と思いつつ、段ボールに詰め込んだのであります。
パニくって騒ぐ柴犬を入れたクロネコヤマトの段ボールを抱えて歩くワタクシは、
交差点で横断の黄色い旗を振る保護者、地域のボランティア、小学校の校長などに、
すました顔で会釈しつつ、何事も無いような顔をして通り過ぎたのでありました。
