oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

二重三重にやっちまったな

毎日愛犬コロたんの世話をしてくれているご近所のテイコさんの姿が最近見えないなと思っていたら、
(テイコさんについてはこの辺り→http://d.hatena.ne.jp/usagitokeme/20120720
ご主人がポリープ切除のため入院したと聞いたのであります。
ナヌー!!!
日頃あれだけ世話になっているテイコさんのご主人が入院したとあらば、駆けつけるというのが田舎の人情。
しかし町の病院は一日仕事を休んで行くほどの距離にあるため、
家から病院へ通っているテイコさんの家にお見舞いを持って行ったのであります。
すると出てきたのは、当のご主人。
あ、あれ?あれ?
そうか、ファイバーでチョチョイと手術が出来る時代だもんね。
差し出す見舞い袋に「本当に大したことないから」と固辞されるのを、
「いえ!いつも大変お世話になっているから、主人がどうしてもと言うので。」
困惑するご主人に手渡しし、良妻ぶりを披露するワタクシ。
これで主人の株はグーン!と上がっただろうと満足して、テイコさんちを辞したのであります。
しかし家に戻ってみると、テーブルの上に見舞袋の内袋が。
ソロリと太陽にかざすと中にしっかりお金が入っていたのであります。
って事は、ひょっとして今持って行った見舞袋の中は空なのかーーっ!?
ちょうど家の前を通りかかったテイコさんを小声で呼んで、
スマンスマン、肝心の中を入れ忘れた!と内袋を渡し、
「で、もうポリープの手術は終わったの?」と聞くと、
「ポリープもな〜んにも無かったのよ。」
で何もせずに退院よ、とテイコさん。


(゜Д゜)ポカーン


・・・・・だからあの困惑ぶりだったのね・・・・・
落語によく出てくる「おっちょこちょい」な人物は、
デフォルメじゃないんだなあーと虚ろに思った夏の夕暮れでありました。